リカレント教育とは何なのか?必要とされる背景や体験談を交えて解説

リカレント教育とは何なのか?必要とされる背景や体験談を交えて解説 制度や仕組み、関連情報
リカレント教育とは何なのか?必要とされる背景や体験談を交えて解説

社会人としての生活も落ち着いてきたんだけど、いまいち成長感が足りないな。。社会人向けの『リカレント教育』という言葉を聞いたんだけど、どういうものなんだろう?

 

そういった疑問に答えます。

 

本記事はリカレント教育に関して、以下の内容をまとめてお伝えします。

体験談も入れてありますので、参考にしてみてくださいね。

 

  • リカレント教育の概要
  • なぜリカレント教育が重要なのか
  • 日本と海外のリカレント教育の現状
  • リカレント教育の体験談

 

特に体験談はなかなかレアなので、参考になると思います。

 

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リカレント教育とは

リカレント教育とは

リカレント教育とは

 

リカレント教育の定義

リカレント教育とは、ざっくり言うと、社会人の学び直しです。

 

これまでの一般的な人生の流れと,リカレント教育の違いは以下です。

【これまで】教育就労引退
【リカレント教育】教育就労リカレント 教育就労···引退

 

もちろん、就労とリカレント教育は同時並行でもOKです。

僕のスタンスは同時並行です。

 

リカレント教育の発祥地

リカレント教育の発祥地はアメリカやイギリスっぽいですが、違うんです。

 

実はスウェーデンなんです。

 

1969に開催された欧州教育大臣会議で、当時スウェーデン教育大臣だったオルフ・バルメ氏(後のスウェーデン首相)が紹介した概念です。

 

社会福祉の点でも進んでいるスウェーデンですが、当時から教育でも1歩も2歩も先に進んでいたのですね。

 

リカレント教育の語源

『リカレント』のスペルはRecurrentで、英語です。

 

意味をWeblio辞書で調べると、『再発する、周期的に起こる』となっています。

 

一旦教育を終えて社会に出ても、もう一度、何度でも教育を受ける意味にピッタリですね!

 

元々の言葉は、スウェーデン語の『återkommande utbildning』(継続教育)から来ています。

 

は、発音できない。。

参照

 

SDGsでは目標4に関係

SDGsでは目標4に関係

SDGsでは目標4に関係

 

リカレント教育は,SDGsでは目標4『質の高い教育をみんなに』に関係しています。

ターゲットでは4.2~4.6です。

一旦社会に出てから教育を受けると,学びと実践が結びつきやすくなり,血肉になります。

まさに『質の高い教育』です。

 

リカレント教育の重要性

リカレント教育の重要性

リカレント教育の重要性

 

リカレント教育が重要と言われる理由を説明します。

 

100年時代を泳ぎきるためのスキルや知識の更新

まず、長い社会人生活をうまく切り抜けていくためにスキルや知識の更新が必要です。

 

名著『LIFE SHIFT』で指摘された人生100年時代を前提とすると、ひとつの会社でひとつの職業に従事して定年を迎えることは現実的ではありません。

 

昭和時代であれば可能だったでしょうが、今は時代の変化が早すぎるんです。

 

社会で必要とされるスキルや知識が変わっていくので、個人が変わらないと食べていけなくなります。

 

終身雇用の終焉への対策

会社が引退まで雇用してくれる終身雇用は、過去の遺物となりました。

化石です。

 

あのトヨタ自動車ですら、終身雇用は難しいと公言するのですから。

 

経団連も副業・兼業を促進しているのが、いい証拠です。

 

経団連も政府も、『終身雇用は無理なんで、別の仕事ができるようにしといてね~』なんて直接的なことはいいませんが、要はそういうことです。

 

終身雇用が保証されていない現代において、新たな時代が要請するスキルや知識を獲得することは必須です。

 

1つの会社に求められなくなってもほかの会社に求められるスキルがある。。いわゆるエンプロイアビリティを高めていく必要があります。

 

自らをアップデートし、常に企業が求める人材であるために、リカレント教育が求められるわけですね。

 

日本と海外のリカレント教育の現状

日本と海外のリカレント教育の現状

日本と海外のリカレント教育の現状

 

海外と日本とでは、リカレント教育の現場にどういった差があるのか、調べてみました。

 

文部科学省によると、25歳以上の学士課程への入学者の割合OECD(経済協力開発機構)諸国の中で比較したところ、なんと圧倒的な少なさ!(2015年時点)

25歳以上の学士過程への進学割合-国際比較

25歳以上の学士過程への進学割合-国際比較

出典:文部科学省レポート

 

25歳以上の年齢で学士課程に入学、つまり大学に入学することは、一般的には、就職を経験してから大学に入ることを意味しています。

 

OECD平均が16.6%だとすると、日本は2.5%です。

その割合が2.5%ってことは、日本で社会人が学び直すことがいかにレアかってことですよね。

 

ちなみにトップを飾るのはスイスで、29.7%です。

だいたい3人に1人が、25歳以上で学士課程に入っているわけですね。

 

公的な支援制度

公的な支援制度

公的な支援制度

 

リカレント教育を受けるにも、情報面でも資金面でもハードルが高いですよね。

日々の生活に一生懸命なのに、さらに学びもだなんて。

そこは政府が支援制度を用意してくれています。

 

情報サイトマナパス

文部科学省から支援を受けた丸善雄松堂株式会社が運営する情報サイトです

デザインも凝っていて見やすいですね。

資格や土日夜間開講など、自分のニーズに合った情報を検索することができます。

マナパス 社会人の大学等での学びを応援するサイト

 

教育訓練給付金

厚生労働省の制度です。

対象となっている講座を受講すると、上限はありますが費用の2070%の割合で給付を受けることができます。

対象の講座や資格は結構多いので、実用的な制度ですね。

教育訓練給付制度
教育訓練給付制度について紹介しています。

 

高等職業訓練促進給付金

この制度は、児童扶養手当を受給しているひとり親世帯などが安定した就労を目指すことを支援する制度です。

対象講座を受講中、月額で給付を受けることができます。

経済的な事情でスキルアップできないのはもったいないですからね。

意思あるところに支援がなされる制度は、公的資金の真っ当な使い道ですね。

高等職業訓練促進給付金のご案内
高等職業訓練促進給付金について紹介しています。

 

キャリ形成サポートセンター

厚生労働省がバックアップしている『キャリア形成サポートセンター』という事業があります。

個人だけでなく、企業や団体、学校関係者を対象に、キャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを提供しています。

国家資格でもあるキャリアコンサルタントのサービスを受けられるので、とても貴重な機会です。

https://carisapo.mhlw.go.jp/icc/

 

公的職業訓練(ハロートレーニング)

ハロートレーニングとは、厚生労働省の公的制度であり、希望する仕事に就くために必要な職業スキルや知識などを習得することができる制度です。

 

就職·転職支援の大学リカレント教育推進事業

こちらは文部科学省の制度です。

大学と連携して、社会的関心の高いDXAI·IoT医療・介護地方創生などの分野で講座を提供しています。

大学での講義なので、本格的な学びになりそうですね!

就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業:文部科学省

 

リカレント教育の実体験

リカレント教育の実体験

リカレント教育の実体験

 

僕のリカレント教育の体験談を共有します。

僕は社会人になってから、4つのリカレント教育を経験してきました。

  • 弁理士
  • MBA
  • リーダーシップアクションプログラム
  • プログラミング

 

みっちり書くと何記事もできてしまうので、さらっと紹介しますね。

 

弁理士

弁理士は、知的財産を扱う法律家です。

人類の文明発展を支えてきたのは、知的活動の所産である発明です。

弁理士は発明を扱うので、常に新しい知識を獲得し、先端テクノロジーを理解する必要があります。

 

これからも常に時代に求められる資格と考え、弁理士資格を取得しました。

当時は、東京リーガルマインドに通い、弁理士になるための知識を習得しました。

資格の総合スクール - LEC東京リーガルマインド | 資格のことなら合格のLEC
資格取得のための最新情報満載。資格試験・...

 

働きながらLECに通いましたが、LECはそういった社会人を想定しているため、カリキュラムも柔軟です。

 

費用は総額で200万円程度だったかな。。

かなり前なので記憶も薄れていますが。

 

コツを掴めば合格は早いですが、コツを掴むまでは大変でした。

僕はよき師に出会えたので2年で合格しましたが、平均的には45かかるようです。

 

MBA

MBAは経営学修士Master of Business Administration)の略で、ビジネスの基本を学べます。

 

僕はBBT大学で、オーストラリアのBond Universityとのコラボレーションコースを選択しました。

 

BBT大学はあの大前研一さんが創設したオンライン大学です。

AirCampusというオンラインキャンパスが整備されており、社会人の多忙な生活に合わせて柔軟に受講できます。

 

また、講師陣は実務家なので、実践的な学びをたくさん得られます。

 

年に複数回の入学時期があり、最大5年間の受講期間の中で個人のペースで受講できるので、社会人にとってありがたいですよね。

 

そして同期とは強い絆が生まれますし、同期以外の学び仲間とも濃い時間を過ごせます。

 

Bond Universityはオーストラリアのゴールドコーストにキャンパスがあるので、卒業までに何回か行くたびに最高の旅行になります。

10日間ほどのスタディ・ツアーなのですが、天国すぎて勉強に集中できません。。笑

BBT大学院|MBAならビジネス・ブレークスルー大学大学院
ビジネス・ブレークスルー大学大学院は、MBA(経営管理修士・経営学修士)が取得が可能な、日本初のオンライン経営大学院です。インターネット環境があれば国内・海外問わずいつでもどこでも好きなときに、学長 大前研一をはじめとする一流の実務家教授陣から学ぶことができる先進的なビジネススクールです。

 

リーダーシップアクションプログラム

リーダーシップアクションプログラムも、BBT大学の提供です。

MBAでは学問的なレベルを高めますが、人間のハートの部分の学びは手薄です。

人間関係の重要な部分を学ぶために、受講を決めました。

 

1年間のカリキュラムはよく設計されていて、実践も交えて人間関係の奥深さを学びます。

 

同期のつながりは非常に強くなり、受講終了後何年経っても毎月集まってディスカッションを開くほどです。

 

とてもお勧めのプログラムです。

リーダーシップ・アクションプログラム
BBTが提供する事業のひとつである、リーダーシップ・アクションプログラム(LAP)の概要をご紹介します。LAPはどのような特徴があるのでしょうか?ぜひご覧ください。

 

BBT大学はオンライン英会話『【BBTオンライン英会話】』も提供しているのですが,受講した同期の評判は上々ですよ。

 

プログラミング

僕が苦手としていたIT分野ですが、避けては通れないと思って、TechCampでチャレンジしました。

しかしですね。。苦手なものは苦手でした。

どうにもこうにも苦手感を払拭できず、フェードアウトしちゃいました。

 

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まとめ

本記事では,リカレント教育についてまとめてご紹介しました。

リカレント教育は社会人の学び直しです。

1969年スウェーデンの教育大臣だったオルフ・バルメ氏が提唱した言葉です。

時代の変化が速すぎる現代では,企業が終身雇用をあきらめたこともあって,自分をアップデートし続けるリカレント教育が求められているんです。

ただ,日本は海外の先進諸国と比較しても,25歳以上の学士過程への進学率がとても低く,リカレント教育として後進的です。

政府はそんな状況を改善すべく,様々な支援制度を用意していますので,利用してみてはいかがでしょうか。

コメント

  1. […] いわゆる『リカレント教育』の一環ですね。 […]

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