リベラルアーツの定義や起源,教育で実践する学校をご紹介

リベラルアーツの定義や起源,教育で実践する学校をご紹介 制度や仕組み、関連情報
リベラルアーツの定義や起源,教育で実践する学校をご紹介

リベラルアーツ教育の世界で話題なんだけど、どういうものなんだろう?どこかで実践されているのかな??

 

そういった疑問に答えます。

本記事では、リベラルアーツを具体例とともにわかりやすく解説していきます。

 

本記事の内容です。

  • リベラルアーツはどんなものか
  • リベラルアーツの起原
  • なぜリベラルアーツが必要なのか
  • リベラルアーツの事例

 

SDGsとしては,目標4に関連するキーワードですね。

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リベラルアーツとは

リベラルアーツはどんなもの?

リベラルアーツはどんなもの?

リベラルアーツはどんなもの?

 

リベラルアーツとは、人文科学社会科学自然科学などの基礎的な内容を横断的に教育する科目群のことです。

リベラルは『自由な』で、アーツは『芸や技』という意味なので、英語を直訳すると分かりにくいですね。

 

ちょっと何言ってるかわからない。

ざっくり表現すると、『一般教養』だね。自分の専門分野だけではなくて、世の中のことを広く浅く理解するための学習ってことかな。

 

社会科学を専門にする人もいると思いますが、リベラルアーツは社会科学や自然科学などを含めた広い概念のことなので、『専門的』ではないんですよね。

 

人材育成の分野では『T型人材』『π型人材』と表現することがありますが、学問でいうところの上の棒の部分がリベラルアーツに相当します(僕のイメージです)。

T型&π型人材でのイメージ

T型&π型人材でのイメージ

 

基礎的な教養が土台としてあって、下の棒の部分で専門分野を深掘っていくイメージです。

 

リベラルアーツの起源

リベラルアーツの起源

リベラルアーツの起源

 

リベラルアーツの起源はとても古いです。

なんと、古代ギリシャ古代ローマにまで遡ります。

 

リベラルアーツの語源はラテン語の『アルテス・リベラレス』で、古代ギリシア語の『エンキュクリオス・パイデイア』に対応するそうです。

 

古代ギリシア・ローマ以降、なんだかんだあって、中世の13世紀に大学が学問の中心になると、一般教養専門分野との構図は以下の通りになりました。

中世ヨーロッパのリベラルアーツ

中世ヨーロッパのリベラルアーツ

 

自由七科を学んでから,専門分野に進むわけです。

 

中世ヨーロッパの専門分野とは、

  • 神学
  • 法学
  • 医学

の3つしかなかったんですね。

少なっ!

 

いかに現代までに学問が深められて広がってきたか分かるね。。

 

そして当時のリベラルアーツである『自由七科』は、さらに『三学』『四科』に分けられていました。

『三学』とは、以下の3つの学問です。

  • 文法学
  • 論理学
  • 修辞学

 

『四科』とは、以下の4つの学問です。

  • 幾何学
  • 算術
  • 天文学
  • 音楽

 

こう見ると、自由七科はどれもすごく重要な学問ですね!

現代では専門分野として学ぶほどに深掘りされている学問です。

出典:Wiki

 

リベラルアーツが必要とされる理由

リベラルアーツが必要とされる理由

リベラルアーツが必要とされる理由

 

学校教育

学校教育は社会人に入る前のトレーニングですよね。

 

社会人生活がレース本番だとすると、学校教育は練習準備運動です。

100メートル走のように、レースが始まったら絶対に100メートル走しかやらないのであれば、100メートル走が速くなるための練習をすればいいのです。

しかし、現実の社会はそんな単純なレースではありません。

 

何が起きるか分からないし、レースの足場もコロコロ変わり,100メートル走が急に不人気になったりするような変化の早い時代です。

社会でやる予定のことだけを専門分野として勉強していては、社会での適応力が身につきません。

 

リベラルアーツを学ぶことで、広く社会や自然界のものごとを知り、柔軟な思考ができる素地を養います。

 

その素地をもって社会に入り、社会人生活の中で専門的な知識やスキルを深めていけばいい。

そういった価値観に基づいているわけですね。

 

社会人教育

社会人となった後にリベラルアーツを学ぶことには、どんな意義があるのでしょうか。

 

それは、社会人になると、専門分野に浸るあまり、視野が狭窄しがちになります。

視野が狭窄。。つまりものごとの見方が凝り固まってしまうと,よい仕事にもつながりませんし,変化の早い時代に適応することができません。

 

狭窄した視野を再び広げて柔軟性を取り戻すことに、リベラルアーツを学ぶ意義があると考えられます。

 

いわゆる『リカレント教育』の一環ですね。

 

リベラルアーツの実践事例

リベラルアーツの実践事例

リベラルアーツの実践事例

 

リベラルアーツ教育で実践する学校等を紹介します。

 

学校教育

実践学園中学、高校

中学と高校という早い段階ですが、『リベラルアーツ&サイエンス教育』が掲げられています。

 

リベラルアーツとしては、コミュニケーションデザインに重きが置かれています。

 

コミュニケーションデザイン教育科を立ち上げ、ワークショップやプレゼンテーションを中心としてコミュニケーションを体系的に学んでいきます。

出典

 

桜美林大学

リベラルアーツ学群を設け、自然、社会、人文の領域を学びながら多角的な視野と思考力を得ることを目指しています。

 

また、主専攻副専攻を組み合わせて選択することで、ひとつの学問では解決できないような課題に対して、広い視野で取り組むことができます。

 

面白い専攻の選び方ですよね。

出典

 

早稲田大学

早稲田のリベラルアーツ科目は、なんと2000科目以上もあります。

 

ま、迷ってしまう。。

どの科目がどんな分野に役立つかを知るだけでも一苦労だね。

 

2000以上の科目は、5つのカテゴリーに分かれています。

  • リーダーシップ
  • プロフェッショナルズ・ワークショップ
  • ボランティア
  • スポーツ実技
  • 寄附講座・提携

 

早稲田の現役生や卒業生との交流がありますが、その人たちはNPOに全力投球して、高い能力で突き進んでいます。

リベラルアーツ科目の学びのおかげですかね!

出典

 

東京大学

東京大学は、広い視野総合的な基礎力を持ったうえで、高度な専門力を身につけてほしいと願い、2年間の前期課程を重視しています。

 

これを『Late Specialization(遅い専門化)』と呼んでいます。

 

会社には東大卒の後輩が何人かいますが、まさにこの教育の賜物のような傑物です。

末恐ろしい人材ですね。。

出典

 

関西学院大学

同大学は、『KGLP』と言われるリベラルアーツプログラムを持っています。

Kansei Gakuin Liberal arts Programの頭文字をとったのでしょうね。

 

急速に変貌する社会を読むための技術、知識と、『教養と生き甲斐の追求』の糸口を提供するプログラムなんです。

 

さまざま学部から提供される科目があるので、学部横断的な学びを得られます。

出典

 

社会人教育

京セラコミュニケーションシステム株式会社BizArtsというオンライン学習サービスを提供しています。

 

BizArtsでは,社会人がリベラルアーツをオンラインで気軽に学ぶことができます。

面白そうなプログラムばかりですよ。

出典

 

まとめ

本記事では,リベラルアーツについてまとめました。

 

リベラルアーツとは,人文科学や社会科学、自然科学などの基礎的な内容を横断的に教育する科目群のことで,古代ギリシアや古代ローマに起源を持ちます。

 

リベラルアーツを学ぶ意義は,広い視野を持ち,柔軟な思考で変化の早い時代を生き抜いていくためです。

学校教育では,社会に入る前に時代に対応するための基礎的な力を養う意義があり,社会人教育では,狭窄してしまった考え方をほぐしてリブートする意義があります。

 

リベラルアーツを教育で実践する学校はいくつもあり,例えば実践中学・高校,桜美林大学,早稲田大学,東京大学,関西学院大学があります。

社会人向けには,BizArtsというオンライン学習サービスがあります。

 

ここらでリベラルアーツを学んでみませんか?

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