
SDGsって、単純に『善』だと思うんだけど、なぜ反対派が生まれるんだろう??反対する理由って何なんだろう。。?
SDGsに対する姿勢は人それぞれです。
個人の自由なので、賛成派もいれば反対派もいる。
悪いことではないんですよね。
ただ、多くの人が『善』と考えるSDGsなのに、どうして反対派になったのか、その理由を考えてみると相互理解が進みます。
お互いを退け合うことなく、前に進めるのではないでしょうか。
そんなわけで本記事では、SDGsへの反対派が生まれる理由を3つご紹介します。
SDGs賛成派の人も、理由を理解して相手の心情を知ることから始めたいですね。
SDGsを簡単に説明した記事を用意しましたので、よければ参照ください。

SDGsに反対派が生まれる理由

SDGsに反対派が生まれる理由
SDGsに反対派が生まれる理由は3つあると考えています。
- 理由1:変わり映えのしない目標たち
- 理由2:ゴリ押し感
- 理由3:お金の匂い
個別に説明しますね。
理由1:変わり映えのしない目標たち

理由1:変わり映えのしない目標たち
1つめの理由は、SDGsがこれまでと変わり映えのしない目標であることです。
SDGsは17個の目標から成り立っているのですが、列挙すると以下のとおりです。
おさらいのために一つずつ読んでみてください。
- 目標1:貧困をなくそう
- 目標2:飢餓をゼロに
- 目標3:すべての人に健康と福祉を
- 目標4:質の高い教育をみんなに
- 目標5:ジェンダー平等を実現しよう
- 目標6:安全な水とトイレを世界中に
- 目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 目標8:働きがいも 経済成長も
- 目標9:産業を技術革新の基盤をつくろう
- 目標10:人や国の不平等をなくそう
- 目標11:住み続けられるまちづくりを
- 目標12:つくる責任 つかう責任
- 目標13:気候変動に具体的な対策を
- 目標14:海の豊かさを守ろう
- 目標15:陸の豊かさも守ろう
- 目標16:平和と公正をすべての人に
- 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう
詳細はSDGsの目標とターゲットの総まとめ記事を参照ください。
SDGsの17個の目標は。。。どこかで聞いたことのあるような感じがしませんか?
道徳の授業や社会の授業で習った問題が大多数を占めているのです。
さすがに聞き飽きますよね。
『またこれかよ。。』『いつまで言われりゃいいんだよ。。!』と思うのも仕方ないでしょう。
そういったうんざり感が、反対派を生む理由の一つと考えられます。
ただ、以前と同じような問題が掲げられているということは、人類がいまだにこれらの問題を解決できていない証拠なのです。
理由2:ゴリ押し感

理由2:ゴリ押し感
SDGsのゴリ押し感、すごいですよね。
SDGsを知らないことが時代遅れかのように、一般常識のレベルで求められています。
色んなスタンスがあってもいいはずなのに、『SDGs=全世界にとっての正』のような風潮。
メディアも全面に押し出していますからね。
突然出てきた道徳の教科書のようなSDGsをわけも分からずゴリ押しされたら、そりゃ反発したくもなるのでしょう。
発信する側には強制するつもりはないのでしょうが、国も自治体も企業も団体もSDGsだらけのアピールをしてドヤっていたら、メッセージに触れた大衆は圧迫されちゃいますよね。
理由3:お金の匂い

理由3:お金の匂い
SDGsはそもそも公的な目標のはずです。
お金の匂いがあちこちからプンプンしてくると、辟易するでしょう。
もっとも、公的な目標だからといって商売に絡めてはならないルールはないですから、商売に利用していいんです。
違法でもなんでもありません。
ただ、滅私の『善』の心でSDGsに取り組もうとしたときに、
- 『SDGsの認定するからお金をください』
- 『SDGsの講演をするからお金をください』
- 『SDGsの本を出版したから買ってください』
みたいな事例が溢れると、途端にゲンナリします。
SDGs達成に頑張ろうかな、と思い始めても、その善意からお金を徴収する仕組みを目の当たりにすると、やる気も削がれるのでしょう。
まとめ:SDGs反対派が生まれる3つの理由

まとめ:SDGs反対派が生まれる3つの理由
取り留めもなく書き作ったのですが、本記事ではSDGsに反対派が生まれる理由を3つ紹介しました。
それは以下のとおりです。
- 理由1:変わり映えのしない目標たち
- 理由2:ゴリ押し感
- 理由3:お金の匂い
あくまで個人的な見解なので他にも理由があるかもしれません。
もしSDGs反対派に賛成派になってもらいたいのなら、こういった理由を理解することが第一歩なのだと思います。
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