住友化学×SDGs:企業の取り組み事例を個人視点で解説

住友化学×SDGs:企業の取り組み事例を個人視点で解説 企業や個人の取り組み事例
住友化学×SDGs:企業の取り組み事例を個人視点で解説
SDGsに対する企業取り組み事例を探している
簡単に読めて,内容がまとまっている記事がいい
✔ 取り組みとSDGsのつながりをしっかり理解しておきたい

 

そんなあなたに向けて、本記事では以下の情報をわかりやすくまとめて解説します。

  • 住友化学の取り組み事例の全体像
  • 住友化学個別の取り組みSDGsとの関係

SDGsを3分間で

 

本記事を読み終えたら,化学業界における企業取り組み事例の理解がまたひとつ深まりますよ(^^)

ぜひお役立てください。

 

他の業界についても,主要企業の取り組みをまとめていますので,参考にしてもらえたらうれしいです。

【業界別】SDGsへの取り組み

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

SDGs達成に向けた住友化学の取り組み

本記事では、以下の3つに絞って住友化学の取り組みをご紹介します。

  • 目標3】大日本住友製薬による医薬品提供
  • 目標8】有機EL『次世代ディスプレイ部材』
  • 目標9&13】ラービグ計画

 

【目標3】大日本住友製薬による医薬品提供

【目標3】大日本住友製薬による医薬品提供

【目標3】大日本住友製薬による医薬品提供

 

取り組み詳細

住友化学SDGsに向けた取り組み『大日本住友製薬による医薬品提供』についてご紹介します。

 

高齢化が進む日本では、様々な疾病に立ち向かいながら生きていく人たちが増えているため、より安全で効果が高い医薬品が求められています。

 

大日本住友製薬は、住友化学の医薬品事業から派生した『住友製薬』と、『大日本製薬』が合併してできた製薬会社です。

そんな同社は、積極的な研究開発やパイプラインの拡充を行う事で、再生・細胞医薬品事業やフロンティア事業、セラノスティクスなど、次世代事業を推進しています。

パイプラインて何??導管とか??

プラント分野でパイプラインといったら導管や配管をイメージするよね。
医薬品の場合は、開発から臨床試験を経て販売される可能性を持った新薬候補化合物のことを言うんだよ。

 

自社の中だけでも、化学研究やバイオサイエンス研究所などとの強いパイプがあるため、スムーズな医薬品開発が可能で、農薬の安全性研究やゲノム関連技術が研究シナジーを生み出しています。

 

特に、精神神経やがん領域、再生・細胞分野の医薬品については、強固な開発基盤を持っており、現代の医療ニーズに応える医薬品を創出しています。

 

なんか。。既存の事業を後からSDGsに当てはめてない??

それでもいいとおもうんだよね。
SDGs達成に新しいことを始めるのも尊いと思うんだけど、自社事業にどのような価値があるかを見つめ直すことにも意味があると思うんだよ。
社会的な意味をどうしても見出せないなら、修正・改良していけばいいんだし。

 

SDGs目標3との関係

SDGs目標3との関係

SDGs目標3との関係

 

大日本住友製薬を通じた取り組みは、SDGs目標3の達成に貢献しています。

具体的には、ターゲット3.8だと考えられます。

ターゲット3.8
全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。

 

安全で効果的かつ質が高い須医薬品を開発する事は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを達成することにつながるからです。

安価に提供できるかどうかは、あとは企業努力ですね!

出典

 

【目標8】有機EL『次世代ディスプレイ部材』

【目標8】有機EL『次世代ディスプレイ部材』

【目標8】有機EL『次世代ディスプレイ部材』

 

取り組み詳細

住友化学SDGsに向けた取り組み、有機EL『次世代ディスプレイ部材』についてご紹介します。

 

パソコンやスマートフォンと以前から需要が増えている媒体に加え、VRゴーグルや折り曲げスマホ、巻き取りテレビなど、次世代のディスプレイも市場に出始めています。

なので,今後は次世代ディスプレイの普及にともなって,ディスプレイ用部材の需要も多くなっていくことでしょう。

 

有機ELディスプレイは,従来のディスプレイと異なり,熱を発することなく曲げることも可能コントラストも美しいので,特にニーズが高まることが予想されます。

 

競合他社は,有機ELディスプレイに使われる偏光フィルムの品質向上にしのぎを削っているのですが,住友化学は,偏光フィルムに使われる液晶材料用に独自の技術を持っています。

 

その技術を使うと,

  • 太陽光や照明の反射を抑える
  • どの角度から見ても色が変わらない

といった特徴を実現できるそうです。

 

住友化学は,この独自技術を磨き,テレビやスマートフォンなどそれぞれのディスプレイに合わせて、光学設計を最適化しているのです。

 

ディスプレイのクオリティが向上すると、通信技術の進歩やライフスタイルの変化に合わせて『体験』そのものの可能性を広げられます。

くるくる,ぐにゃぐにゃと曲げられるディスプレイなんて,早く使ってみたいですよね!

 

SDGs目標8との関係

SDGs目標8との関係

SDGs目標8との関係

 

次世代ディスプレイ部材への取り組みは、SDGs目標8の達成に貢献しています。

具体的には、ターゲット8.2だと考えられます。

ターゲット8.2
高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。

 

有機ELディスプレイはまさに高付加価値セクターですし,従来なかった技術を提供する点で多様化も実現しています。

そして,住友化学が強い技術を出すと,競合他社も負けじと開発し,新たな技術を提供します。

有機ELディスプレイによってどこにでもディスプレイを持ち出せるようになれば,経済生産性も向上しますよね!

参照

 

【目標9】ラービグ計画

【目標5】働き方支援活動の女性横断組織『CAramel(カラメル)』

【目標5】働き方支援活動の女性横断組織『CAramel(カラメル)』

 

取り組み詳細

住友化学SDGsに向けた取り組み、『ラービグ計画』についてご紹介します。

 

地球環境に優しい事業を推進する事が必須となっている世の中なので、石油化学部門に対しての視線も厳しくなっています。

 

しかし,現状の産業構造では、ある日を境にして完璧に石油化学を生活から一切排除する事は出来ません。

現実的には,地球環境に配慮しつつ、現況の製品や事業を見直し・改良することが必要です。

 

住友化学では、高負荷価値備品へシフトをしたり、より高い開発技術のライセンス取得や触媒事業を拡充したりすることで、時代の変化に対応していきます。

具体的には,ペトロ・ラービグ社(サウジ・アラムコ社と住友化学との合弁企業)を媒介とした『ラービグ計画』です。

プラント(イメージ)

プラント(イメージ)

 

一般的に,石油化学原料であるポリエチレン,ポリプロピレン,ポリオレフィンは,ナフサを原材料として生産されるのですが,ナフサは原油価格に影響されて変動します。

ラービグ計画では,ナフサの替わりにエタンを原材料として石油化学原料を生産しています。

エタンはコストが低く安定しているため,製品の価格変動がおきづらくなっています。

 

また,ポリオレフィンの製造時に,従来とは異なる『単産法』という画期的プロセスを採用しており,20万トンのポリオレフィンを製造するたびに30万トンのCO2削減を実現しています。

 

SDGs目標9との関係

SDGs目標9との関係

SDGs目標9との関係

 

ラービグ計画への取り組みは、SDGs目標9の達成に貢献しています。

具体的には、ターゲット9.5だと考えられます。

ターゲット9.5
2030年までにイノベーションを促進させることや100万人当たりの研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させるなど、開発途上国をはじめとする全ての国々の産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる。

 

エタンをナフサの代替とした画期的な技術を実用化しており,石油化学製品の価格を安定させることに貢献しています。

となれば,他社も努力をする必要が出てきて,研究開発が進みます。

 

SDGs目標13との関係

SDGs目標13との関係

SDGs目標13との関係

 

ラービグ計画では,単産法によってCO2の削減も実現していますよね。

SDGs目標13,ターゲット13.3に貢献することになります。

ターゲット13.3
気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。

 

すでにプラントは稼働しているので,気候変動の緩和(CO2削減)に関する機能が改善されているわけですね。

出典

 

まとめ

本記事では,住友化学SDGsに対する取り組みを紹介しました。

具体的な取り組みは以下の3つです。

 

  • SDGs目標3】大日本住友製薬による医薬品提供

住友化学の医薬品部門から派生した大日本住友製薬を通じて,精神神経やがん,再生関係の医薬品を社会に提供。

 

  • SDGs目標8】有機EL『次世代ディスプレイ部材』

独自開発の液晶技術を磨き,高性能な有機ELディスプレイ用素材を提供。

 

サウジ・アラムコ社との合弁会社であるラービグ社では,石油化学原料の原材料としてナフサの替わりにエタンを使用して安定した低コスト化を実現。また,ポリオレフィンの製造に単産法を使用してCO2を削減。

 

以上です。

SDGs界隈の用語一覧

コメント

タイトルとURLをコピーしました