SDGs目標16【平和と公正をすべての人に】企業の取り組み事例で実践的に理解!

SDGs目標16【平和と公正をすべての人に】企業の取り組み事例で実践的に理解! 【SDGs】企業や個人のリアルな取り組み事例
SDGs目標16【平和と公正をすべての人に】企業の取り組み事例で実践的に理解!

SDGs(持続可能な開発目標)について理解したい。
教科書的な講釈はもういいから、事業で使えるように事例で学びたい!

 

そういったご要望に以下の内容でお答えします。

  • SDGs目標16(平和と公正をすべての人に)の具体的な内容
  • 目標16に関する企業の取り組み事例3つ(ダイジェスト)

 

企業の取り組み事例に力を入れているので,記事を読み終えると,SDGs目標16実践的に理解できます。

 

実践的に理解することで、事業提案に活かすヒントが見つかったり,ディスカッションに深みが増しますよ。

 

SDGsにピンと来ない方は,ひとまずこの動画で勢いをつけてからどうぞ。

 

 

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SDGsの目標16『平和と公正をすべての人に』の【必要性】

SDGsの目標16『平和と公正をすべての人に』の【必要性】

SDGsの目標16『平和と公正をすべての人に』の【必要性】

 

SDG目標16についてわかりやすい動画があります。

大体こんなイメージ』を掴みたい場合におすすめです。

 

SDGs目標16がなぜ必要なのか,わかりやすい数字で現状を見てみます(出典1出典2)。

 

  • 80%:殺人事件の被害者に占める男性の割合
  • 64%:家庭内・近親者による殺人事件の被害者に占める女性の割合
  • 70%:特定された範囲での人身売買の被害者に占める女性・女児の割合
  • 73%:世界で5歳未満の子どもの出生届の割合
  • 46%:サブサハラ地域(※)で5歳未満の子どもの出生届の割合
  • 397人:人権活動家,ジャーナリスト,貿易組合員など,記録に残っていない41ヵ国における死者数
  • 2000万人:難民の数(国境を超えて避難した人)
  • 4100万人:国内避難民
  • 400万人:無国籍の人
(※)アフリカのサハラ砂漠よりも南の地域

 

平和と公正がなぜ必要なのかと言われても,『当たり前でしょう?』と答えてしまいますが,当たり前ではない地域が世界各地に存在するんですよね。

 

僕は人権や平和問題には明るくないので,上の数字を評価するための見識を持ち合わせていません。

 

ブログで発信して,1人でも多くの方に興味関心を持っていただき,企業又は個人の取り組みにつなげてもらうことで貢献していきたいと思います。

 

【SDGs】目標16から透けて見える"逃げ道"に気付いていますか?
猫も杓子もSDGsな世の中になりつつありますが,今回は少し穿った目でSDGsを見つめてみました。目標16について考えてみると,ある国の強い強い意向が見え隠れしているような気がします。邪推ですが,良ければご一読ください。

 

SDGsの目標16の【具体的内容】

5Psの中の目標16の位置づけ

5Psの中の目標16の位置づけ

5Psの中の目標16の位置づけ

 

目標16は、5Psの中の『平和(Peace)』に深く関係しています。

 

SDGsには5つの柱があり,僕は5Ps(ファイブ・ピーズ)と呼んでいます。

 

5つの柱はすべてアルファベットの“P”で始まるからですね。

 

具体的には,以下の5つです。

  • People (人)
  • Prosperity (繁栄)
  • Planet (地球)
  • Peace (平和)
  • Partnership (協力)

 

SDGsの17個の目標は,この5Psのどれかの分野に関するものです。

 

目標16平和と公正に関係するので、『Peace(平和)』に深く関係しています。

 

5Psについては別の記事でしっかり説明したので,興味があればぜひお読みください。

SDGsの5つの柱・5Psを丁寧に解説!17個の目標との対応も!
SDGsには5つの柱が存在します。17個の目標は,5つの柱に沿って定められています。本記事では,SDGsの5つの柱について紹介します。SDGsの目標との対応関係もお伝えします。

 

SDGsの目標16~平和と公正をすべての人に

目標16~平和と公正をすべての人に

目標16~平和と公正をすべての人に

 

SDGs目標16は『平和と公正をすべての人に』です。

 

ロゴの英語版では『Peace, Justice and Strong Institutions』(ピース・ジャスティス・アンド・ストロング・インスティテューションズ)と書かれています。

 

直訳すると『平和,公正,そして強力な機関』ですかね。

 

SDGs宣言文の原文では以下の通りに書かれています。

Promote peaceful and inclusive societies for sustainable development, provide access to justice for all and build effective, accountable and inclusive institutions at all levels

持続的な開発のため,平和で包括的な社会を推進する。すべての人が公正に扱われるようにする。そして効果的で責任を果たせる包括的な機関をあらゆるレベルで構築する。』と訳してみます。

 

目標16の12個のターゲット

SDGs-目標-ターゲットの関係

SDGs-目標-ターゲットの関係

 

SDGsには17個の目標から成り立ち,17個の目標は169個のターゲットから成り立っています。

 

階層構造ですね。

 

SDGs目標16をさらに具体的な達成目標に分解すると,以下の12個のターゲットになります。

 

No. 内容
16.1 あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。
16.2 子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。
16.3 国家及び国際的なレベルでの法の支配を促進し、全ての人々に司法への平等なアクセスを提供する。
16.4 2030年までに、違法な資金及び武器の取引を大幅に減少させ、奪われた財産の回復及び返還を強化し、あらゆる形態の組織犯罪を根絶する。
16.5 あらゆる形態の汚職や贈賄を大幅に減少させる。
16.6 あらゆるレベルにおいて、有効で説明責任のある透明性の高い公共機関を発展させる。
16.7 あらゆるレベルにおいて、対応的、包摂的、参加型及び代表的な意思決定を確保する。
16.8 グローバル・ガバナンス機関への開発途上国の参加を拡大・強化する。
16.9 2030年までに、全ての人々に出生登録を含む法的な身分証明を提供する。
16.10 国内法規及び国際協定に従い、情報への公共アクセスを確保し、基本的自由を保障する。
16.a 特に開発途上国において、暴力の防止とテロリズム・犯罪の撲滅に関するあらゆるレベルでの能力構築のため、国際協力などを通じて関連国家機関を強化する。
16.b 持続可能な開発のための非差別的な法規及び政策を推進し、実施する。

SDGsの17個の目標と 169個のターゲット一覧

SDGsの全17目標の内容と企業の取り組み事例一覧

 

一般的な知識はここまでにしましょう。

目標16実践的に理解するために、企業取り組み事例を見ていきます。

 

SDGsの目標16【企業の取り組み事例3つ】

今回ご紹介するのは、以下の3つの企業・団体の取り組みです。

 

  • 一般社団法人全日本ヨガ連盟
  • 株式会社マーケットエンタープライズ
  • 特定非営利活動法人シャプラニール

 

全日本ヨガ連盟の取り組み:ヨガの普及

全日本ヨガ連盟の取り組み:ヨガの普及

全日本ヨガ連盟の取り組み:ヨガの普及

 

全日本ヨガ連盟は,東京都港区に拠点を置くヨガの哲学と正しいインド文化の啓蒙に取り組む一般社団法人です。

 

平たく言えばヨガの普及を行っていることになりますが,なぜSDGs目標16につながるのでしょうか。

 

ヨガは『健康に良い』と一般的に認識されていますし,呼吸で自律神経を整えて穏やかな気持ちにしたり体の柔軟性を高めることは,確かに健康に良さそうです。

 

ヨガを普及させることで,人々の精神を穏やかにし,心身ともに健康にしていくことができると考えられます。

 

穏やかな精神と健康な心身を備えた人が増えたら,争いは減ると思いませんか?

ヨガで平和をもたらすことができるのです。

 

SDGs目標16との関係を考えると,特にターゲット16.1,16.2,16.4の達成に貢献すると考えられます。

いずれのターゲットも暴力的な行為の撲滅を目指していますが,穏やかで平和で健康的な心身があれば,至らないのではないでしょうか。

 

ターゲット16.1
あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。
ターゲット16.2
子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。
ターゲット16.4
2030年までに、違法な資金及び武器の取引を大幅に減少させ、奪われた財産の回復及び返還を強化し、あらゆる形態の組織犯罪を根絶する。

参照:http://yogaorg.jp/sdgs.html

 

マーケットエンタープライズの取り組み:捜査機関との連携

マーケットエンタープライズの取り組み:捜査機関との連携

マーケットエンタープライズの取り組み:捜査機関との連携

 

マーケットエンタープライズは,東京都中央区に本社を持つリユース・レンタルサービスの会社です。

 

リユース・レンタルサービスの会社が捜査機関と連携?と思いますよね。

 

実は,違法取引の摘発に協力したようです(感謝状授与の様子)。

 

盗品等の犯罪絡みの物品は,中古品取引市場に出回りやすいのでしょうね。

 

盗品なんて典型的だと思います。

 

ネット経由で売買が行われる世の中ですから,マーケットエンタープライズのようにネットでの売買に精通した会社が見張ってくれると,中古品市場を起点に平和が広がりそうですね!

 

SDGs目標16を考えると,建設環境研究所の取り組みはターゲット16.4の達成に貢献すると考えられます。

 

ターゲット16.4
2030年までに、違法な資金及び武器の取引を大幅に減少させ、奪われた財産の回復及び返還を強化し、あらゆる形態の組織犯罪を根絶する
SUSTAINABILITY | マーケットエンタープライズとSDGs | Market Enterprise
マーケットエンタープライズは、企業活動を通じて2015年9月に国際連合が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献します。

 

シャプラニールの取り組み:バングラデシュで家事使用人として働く少女への支援

シャプラニールの取り組み:バングラデシュの家事使用人として働く少女への支援

シャプラニールの取り組み:バングラデシュの家事使用人として働く少女への支援

 

シャプラニールは,東京都新宿区に本社を置く特定非営利活動法人です。

主にバングラデシュやネパールでの児童支援に取り組んでいます。

 

今回ピックアップした取り組みは,『バングラデシュで家事使用人として働く少女への支援』です。

 

バングラディシュには,他の家の家事使用人として働く少女が何十万人といるそうですが(シャプラニールWebサイトより),閉鎖的な空間で働かされているために,教育の機会や子どもらしい生活を奪われています。

 

ただ,家事使用人として働くことがバングラディシュの慣習の1つになっているために,急に変えることは難しく,以下の取り組みによって地道に行動変化を促しています。

  • バングラディシュにヘルプセンターを設け,基礎的な知識教養の習得を支援
  • ほかの仕事に就けるような技術訓練を提供
  • 雇い主への家庭訪問
  • 農村部の家庭へのラジオを通じた啓発

 

『慣習』を変えることは難しいです。

その国の文化になっている場合もありますから。

 

日本だって,『クジラを獲って食べる?あり得ない!けしからん!即刻中止せよ!』と言われて『はい,そうですね。辞めます。』とすんなり受け入れてはいないでしょう。

 

シャプラニールも長い戦いになると思いますが,応援しています(寄付の形でも応援できるそうですよ!)。

 

SDGs目標16を考えると,シャプラニールの取り組みはターゲット16.2の達成に貢献すると考えられます。

 

ターゲット16.2
子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する
バングラデシュの家事使用人として働く少女への支援 | シャプラニール=市民による海外協力の会

 

まとめ

SDGs目標16『平和と公正をすべての人に』は,5Psのうち『Peace(平和)』に関するものでした。

 

また,目標16に関する企業取り組みとして以下をご紹介しました。

  • 全日本ヨガ連盟:ヨガの普及
  • マーケとエンタープライズ:捜査機関との連携
  • シャプラニール:バングラデシュで家事使用人として働く少女への支援

 

本記事を通して,SDGs達成への取り組みがどういうものか,イメージを持っていただけたら嬉しいです。

SDGsの全17目標の内容と企業の取り組み事例一覧

 

SDGs関連の記事をこれからも作っていきますので,また読みに来てくださいね(^^)

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コメント

  1. […] (1939-1945)の合間にあって,徐々に第二次世界大戦に向けて世界が突き進んでいく時代だったんだね。。。 SDGs的には,目標16(平和と公正をすべての人に)に思いっきり反しているね! […]

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