【オリエンタルコンサルタンツ×SDGs】企業の取り組み事例の解説

【オリエンタルコンサルタンツ×SDGs】企業の取り組み事例の解説 【SDGs】企業や個人のリアルな取り組み事例
【オリエンタルコンサルタンツ×SDGs】企業の取り組み事例の解説
SDGsに対する企業取り組み事例を探している
簡単に読めて,内容がまとまっている記事があればベター
✔ 取り組みとSDGsのつながりをしっかり理解しておきたい

 

そんなあなたに向けて記事を書きました。

 

本記事では,以下の情報をわかりやすくまとめて解説します。

  • オリエンタルコンサルタンツの取り組み事例の全体像
  • オリエンタルコンサルタンツ個別の取り組みSDGsとの関係

 

読み終えたら,建設コンサル業界における企業の取り組み事例をあなたの中に1つ蓄積できますよ(^^)

ぜひお役立てください。

 

他の会社の取り組み事例も業界別の記事から探せるようになっているので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

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オリエンタルコンサルタンツとはどんな会社?

オリエンタルコンサルタンツとはどんな会社?

オリエンタルコンサルタンツとはどんな会社?

 

オリエンタルコンサルタンツは,国内有数の建設コンサルティング会社です。

ホールディングス(持ち株会社)制になっているので,オリエンタルコンサルタンツホールディングスが持ち株会社として存在し,事業会社として複数の会社が存在します。

オリエンタルコンサルタンツは、ホールディングス傘下の主要な事業会社、というわけですね。

 

ホールディングス制に移行したのは2006年ですが,元来のオリエンタルコンサルタンツの創業年は1957年(昭和32年)です。

 

1957年(昭和32年)はこんなことが起きた年です↓

  • 日本とアイルランドの国交樹立
  • 名古屋市で日本初の地下街『名駅地下街サンロード』が開業
  • ロッテが『グリーンガム』を発売
  • コカ・コーラが日本で販売開始
  • ソ連が人工衛星『スプートニク1号』の打上に成功
  • 長嶋茂雄選手の巨人軍への入団が決定

 

文化的な発展を遂げていた時代ですね!

まだ日本は貧しかった時代ですが、高度経済成長期をこれから迎える時代で、希望に満ち溢れていたのでしょうね。

 

願わくばその時代に生きて,時代の躍動を体験したかったです。

 

オリエンタルコンサルタンツのSDGsに対する取り組み

オリエンタルコンサルタンツは、オリエンタルコンサルタンツホールディングス傘下の中核的な事業会社です。

 

オリエンタルコンサルタンツは、その中期ビジョンで『社会価値創造企業になる』としています。

社会価値創造企業に必要な経営の取り組みとして、同社はCSR(※1)とCSV(※2)を掲げているのですが、オリエンタルコンサルタンツは、この2つがSDGs達成に向けた取り組みに合致すると考えています。

(※1)Corporate Social Responsibilityの略で,企業の社会的な責任のこと。
(※2)Creating Shared Valueの略で,社会と共有できる価値を事業で創出すること。(CSVの解説記事を参照)

 

以下、CSRから1つ、CSVから2つの具体的な取り組みを紹介します。

 

【目標7&17】中津川小水力発電事業

【目標7&17】中津川小水力発電事業

【目標7&17】中津川小水力発電事業

 

取り組み詳細

オリエンタルコンサルタンツSDGsに対する取り組み『中津川小水力発電事業』についてピックアップします。

 

場所は岐阜県の中津川市落合字平石です。

正確な場所までは特定できませんでしたが,Google Mapで見ると,大体この辺りです。

 

一般的な『水力発電』と呼ばれるものは,ダムに設置されている巨大なものです。

オリエンタルコンサルタンツが手掛ける『小水力発電』は,もっと小さく,農業用水路や小川などに設置されるタイプのものです。

中津川小水力発電用の小型水車

中津川小水力発電用の小型水車

(水車・発電機(水車:横軸クロスフロー)資料:飛島建設株式会社)

 

中津川市内に大正時代につくられた農業用水路の落差を利用して,エネルギーを取り出します。

チェコ製の水車を使い,126kWの発電機で電力を生み出します。

使われていないエネルギーを電力として取り出すものですし,もちろん排ガスも出ません。

(費用さえ安ければ)とても魅力的な発電事業ですよね。

 

事業の枠組みは下図の通りで,オリエンタルコンサルタンツは飛鳥建設と一緒に発電事業者になっているわけですね。

中津川小水力発電事業の枠組み

中津川小水力発電事業の枠組み

(資料:オリエンタルコンサルタンツWeb資料より)

 

小水力発電はFIT(Feed in Tariff:固定価格買取制度)で買い取ってもらえるので,事業の見通しも立てやすいんです。

日本は小さな川が多く,未利用の水力エネルギーはたくさん眠っているので,このような取り組みが普及するといいですね!

 

SDGsとの関係

SDGsの目標7~エネルギーをみんなにそしてクリーンに

SDGsの目標7~エネルギーをみんなにそしてクリーンに

 

オリエンタルコンサルタンツの小水力発電事業は、SDGs目標7の達成に貢献しています。

 

具体的にはターゲット7.2だと考えられます。

ターゲット7.2
2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。

水路からエネルギーを回収しても,それは地球の重力という永続的なエネルギーを使っているにすぎません。

『再生可能』なエネルギーの代表格ですね。

 

もう1つは,SDGs目標17です。

SDGsの目標17〜パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsの目標17〜パートナーシップで目標を達成しよう

 

具体的には,ターゲット17.17です。

ターゲット17.17
さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。

 

事業の枠組みを紹介しましたが,登場人物は以下の通りです。

  • オリエンタルコンサルタンツ(民)
  • 飛鳥建設(民)
  • 地元住民(民)
  • 中津川市(官)

まさに『官民のパートナーシップ』ですね!

 

【目標12】定期的な清掃活動

【目標12】定期的な清掃活動

【目標12】定期的な清掃活動

 

取り組み詳細

オリエンタルコンサルタンツSDGsに対する取り組みから、定期的な清掃活動を紹介、説明します。

 

オリエンタルコンサルタンツは,毎年4月に東京の代々木公園の清掃活動を行っています。

グループ会社や社員の家族も参加するイベントになっているようです。

代々木公園の定期清掃

代々木公園の定期清掃

 

定期清掃活動以外にも,仙台での清掃活動福岡での清掃活動など,全国各地の清掃活動に積極的に参加しています。

 

SDGsとの関係

SDGsの目標12-つくる責任つかう責任

SDGsの目標12-つくる責任つかう責任

 

オリエンタルコンサルタンツの定期清掃の取り組みは、SDGs目標12の達成に貢献しています。

具体的には,まずはターゲット12.4に当たります。

ターゲット12.4
2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。

 

ごみを放置すれば,土壌にも混ざってしまうし,流されて川や海に入ってしまいます。

清掃活動によって回収すれば,防げます。

 

ターゲット12.5にも,『廃棄物の削減』の点で該当します。

ターゲット12.5
2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

 

【目標15&17】冬水田んぼ

【目標15】冬水田んぼ

【目標15】冬水田んぼ

 

取り組み詳細

オリエンタルコンサルタンツSDGsに対する取り組み『冬水田んぼ』を紹介します。

 

同社の公表資料によると,神奈川県の小田原で取り組んでいるようですね。

近隣の芦ノ湖や酒匂川にカモが減ってきていたため,カモの越冬地として冬の田んぼに水を張っています。

カモ

カモ

 

カモが水中の雑草などを食べてくれるし,排せつ物が肥料になります。

減農薬・有機肥料のお米が自然に出来上がるわけですね。

オリエンタルコンサルタンツは,取れたお米に『冬みず田んぼカモ米』と名付けて販売しています。

冬みず田んぼカモ米

冬みず田んぼカモ米

 

Facebookでも情報を発信しているようです^^

冬みず田んぼカモ米
冬みず田んぼカモ米 - 「いいね!」267件 - 小田原にカモを呼び戻すプロジェクトです。

 

SDGsとの関係

目標15~陸の豊かさも守ろう

目標15~陸の豊かさも守ろう

 

オリエンタルコンサルタンツ冬水田んぼの取り組みは、SDGs目標15の達成に貢献しています。

具体的には,ターゲット15.1に当たります。

ターゲット15.1
2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。

カモも来てくれるし,植物も生えてくれるし,タニシやミミズなどの生物も生きていくことができます。

『生態系の保全・回復・持続可能な利用』に該当しますよね!

 

もう1つは,SDGs目標17です。

SDGsの目標17『パートナーシップで目標を達成しよう』

SDGsの目標17『パートナーシップで目標を達成しよう』

 

具体的には,ターゲット17.17です。

ターゲット17.17
さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。

 

本取り組みの登場人物は,以下の3者です。

  • オリエンタルコンサルタンツ(民)
  • 小田原市内の契約農家(民)
  • (必ず小田原市が絡んでいるはず)(官)

官民,市民社会のパートナーシップ』に該当しますよね。

 

まとめ

本記事では,オリエンタルコンサルタンツSDGsに対する取り組みを紹介しました。

 

具体的な取り組みとして,以下の3つを紹介しました。

 

岐阜県中津川市の旧農業用水路を利用して,飛鳥建設とともに再生可能な小水力発電事業に取り組む。

 

  • 目標12】定期的な清掃活動

毎年4月の代々木公園の定期清掃に加え,全国各地で清掃活動を展開。家族も参加するイベントに。

 

神奈川県小田原市で,冬の田んぼに水を張り,カモの越冬を支援。カモとの共生による米『冬みず田んぼカモ米』を販売。

 

以上です。

 

イナタ
イナタ

『この会社の取り組みはSDGs的にどうなの?』っていうものがあったら,ぜひコメントでお知らせくださいね~!

Kobol
Kobol

そうそう!僕が分析して,SDGsとのつながりをブログで解説しますよ^^
他にも,『SDGsのここがわからない』『もっと詳しく知りたい』『こんにちは』など,コメントをいただければすごく嬉しいです!

 

【参考】

  • 建設業界の競合他社の取り組みはこちら↓

建設コンサル業界一覧へ

 

  • 企業や個人の取り組みカテゴリートップはこちら↓

SDGsの取り組み事例を知る

 

  • 制度全般カテゴリートップはこちら↓

SDGsの基本を知る

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