【SDGs】会社の取り組み~国内トップの建設コンサル・日本工営

SDGs 会社の取り組み~国内トップの建設コンサル・日本工営 【SDGs】企業や個人のリアルな取り組み事例
SDGs 会社の取り組み~国内トップの建設コンサル・日本工営

会社でSDGs関連の施策を考えなくちゃならないんだけど,参考になる事例はないかな~?

 

本記事をぜひ参考になさってください。

 

本記事では,あの『日本工営』がどのようにSDGsに取り組んでいるのか,全体感が分かるようにざっくりと説明します。

 

もちろん,日本工営の取り組みがどのようにSDGsの達成に貢献するのかもご説明します。

 

記事を読み終えたら,ご自分の仕事に活かせるヒントが見つかるのではないでしょうか。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

日本工営とは

日本工営とは

日本工営とは

 

日本工営とは,国内トップの建設コンサルティング会社です。

 

第2次世界大戦が終結した翌年の1946年に創業した,歴史ある会社です。

 

特に,橋,ダム,道路,発電所,鉄道などの『都市インフラ』の建設業界においてはがつく有名企業です。

 

僕も似たような業界で働いていますが,事あるごとに名前を聞く会社です。

 

日本のような成熟国家では都市インフラはすでに整備されているため,発展途上国の都市インフラ建設に尽力しているイメージですね。

160ヵ国で仕事をしているグローバル企業です。

 

僕の学び仲間も日本工営にいますが,とんでもない秘境で仕事をしている時があります。

 

SDGsに対する日本工営の取り組み

日本工営の取り組みの全体像

日本工営の取り組みの全体像

日本工営の取り組みの全体像

 

結論から言うと,『全盛り』です。

 

SDGsの17個の目標すべてに貢献しています。

 

日本工営の事業領域は『公共事業』ですので,社会貢献的要素がふんだんに詰まっているんです。

 

よくよくSDGsとの関係を整理してみると,全部に当てはまったようですね。

 

それにしても圧巻です!

 

他にも『全盛り』の会社はあるので,よろしければ以下の記事をご覧ください。

SDGs に関する企業の取り組み一覧をランキング形式の表にしてみた
企業各社が取り組んでいるSDGsの項目を,一覧表にしてみました。表にしてみると,色々なことがわかってきますね!今回は外務省のホームページに載っている企業だけを整理したので,実際はもっと多くの企業がSDGsに取り組んでいることを申し添えておきます。

 

日本工営の取り組みは多岐に渡りますので,すべて紹介することはできません。本記事では,以下の取り組み事例を紹介します。

  • 公立図書館運営@ケニア ⇒ SDGs目標4
  • 生物多様性保全@ブラジル ⇒ SDGs目標15
  • インフラ老朽化対策@日本 ⇒ SDGs目標11

 

公立図書館運営@ケニア【目標4】

公立図書館運営@ケニア【目標4】

公立図書館運営@ケニア【目標4】

取り組みの内容

日本工営は、ケニア公立図書館の運営に取り組んでいます。

 

実はこれ、とても重要な取り組みなんてす。

 

アフリカに学校を建てて寄付した(ドヤァ)

という話は珍しくありません。

 

それ自体、とても素晴らしいことだと思います。

 

しかし、その国の課題は『学校が建設されること』ではありません。『自国の人々に教育機会を与え,その結果として経済を発展させること』のはずです。

 

学校だけを寄付しても中途半端で終わってしまうのです。

 

その点,日本工営は図書館の建設に留まらず,運営支援まで行っています。

 

日本工営は,ケニアのソンドゥ・ミリウ地域↓で発電所の建設支援を行ったのですが,完工後,工事事務所の一室を『ソンドゥ・ミリウ公共図書館』として開設しました。

 

ソンドゥ・ミリウ公共図書館は地元コミュニティ『ヘラ婦人会』によって運営されているのですが,日本工営はヘラ婦人会を支援しています。

ソンドゥ・ミリウ公共図書館

ソンドゥ・ミリウ公共図書館

 

ここも重要なポイントで,現地の施設は現地の人たちに運営してもらった方が断然良いのです。

 

僕も海外駐在経験があるのですが,外国企業が出しゃばるとロクなことにならないんですよね。。

 

外国企業はバックアップに徹し,地元の人たちが表に出た方がいいんです。

 

さすがは160ヵ国に展開する日本工営,よく分かっていますね!

 

以下のレポートのP.11に本件が掲載されているので,参考にどうぞ。

https://www.n-koei.co.jp/csr/contribution/pdf/report2015.pdf#page=11

 

SDGs目標4との関係

SDGs目標4との関係

SDGs目標4との関係

 

この取組みは,SDGsの目標4の中のターゲット4.6の達成に貢献するものと考えます。

 

目標4には,ターゲット4.1~4.cの計10個のターゲットが存在しますが,中でもターゲット4.6に関係してくると思います。

ターゲット4.6
2030年までに、全ての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。
ソンドゥ・ミリウ公共図書館は学校ではないので,学問を体系的に身に付けることは難しいかもしれません。
しかし,様々な書籍を自由に読める空間なので,少なくとも読み書き能力は高められるのではないでしょうか。
基本的計算能力まで高められるかは,読む本の種類によりますが。。。
【資料作成に】SDGsのロゴやアイコンのPDFやExcelデータ
SDGsのポスター、ロゴ、アイコン、カラーホイール、ターゲットの正式な電子データをまとめました。PDF, PNG, Excel(エクセル)など、形式も豊富です。使用する際に気を付けるルールも!企業でSDGs関連の資料作りを任された時などに便利です!

 

生物多様性保全@ブラジル【目標15】

生物多様性保全@ブラジル【目標15】

生物多様性保全@ブラジル【目標15】

取り組みの内容

日本工営は,ブラジル中部のジャラポン↓にて『生態系コリドー』の形成に尽力し、生物保護に取り組んでいます。

ブラジル中部には,『セラード』と言われるサバンナ地帯があり,日本の面積の5.5倍の土地に世界全体の5%の生物種が生息しています。

世界遺産にも指定されています。

 

しかし,違法な農地開発によってセラードは消滅の危機に瀕していました。

 

そこで日本工営は,2010年からJICA(ジャイカ。国際協力機構)やブラジル環境省と協力し,『ジャラポン地域生態系コリドープロジェクト』に取り組みました。

 

コリドーは日本語で『回廊,廊下』の意味で,野生生物の生息地間を行き来できるようにした緑の通り道のことです。

 

本プロジェクトの重要な成果としては,『地元行政間の垣根を取り払う枠組みを作ったこと』です。

縦割り行政はどこの国においても問題ですからね。

 

以降,周辺自治体による条例の制定や保全計画の策定が次々と進んだとのこと。

 

すでに2013年4月にプロジェクトは終了していますが,『仕組み』を作ったので,あとは自走していることでしょう。

 

参考までに,この取組みの詳細を載せておきます。

https://www.n-koei.co.jp/challenging-project/ecological-conservation/

 

SDGsの目標15との関係

SDGsの目標15との関係

SDGsの目標15との関係

この取組みは,SDGsの目標15の中のターゲット15.4の達成に貢献すると考えます。

 

目標4には,ターゲット15.1~15.cの計12個のターゲットが存在しますが,中でもターゲット15.4に関係してくると思います。

ターゲット15.4
2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。

 

ジャラポン地域は内陸なので,まぁ『山地』としてよいでしょう。

 

生物多様性を含む山地生態系の保全』は,まさに本プロジェクトで取り組んだことですね。

 

インフラ老朽化対策@日本【目標11】

インフラ老朽化対策@日本【目標11】

インフラ老朽化対策@日本【目標11】

取り組みの内容

日本工営は,日本国内で『インフラの老朽化対策』に取り組んでいます。

 

あなたが普段暮らしている分には気付かないかもしれませんが,日本のあちこちで『老朽化対策工事』が進んでいます。

 

インフラにも寿命があり,橋やトンネルなどの重厚な構造物でも一般的には50年と言われています。

 

高度経済成長期に作りまくったインフラが,そろそろ寿命を迎える頃なのです。

 

しかも,高度経済成長期にたくさん作ったので,50年後の現代に『寿命ラッシュ』が発生してしまうのです。

 

労働力が減っていく日本では,人海戦術で『どこを補修すればいいんだろう?』なんて探していては,全く間に合いません!

 

そこで日本工営は,新しい技術を取り入れて効率的にインフラの補修箇所を見つけ出そうとしています。

 

具体的には,『トノックス』という会社と技術提携をし,『自動車で時速40~60kmでトンネルを走りながらレーザー計測でひび割れ等を発見する』という先進的な取り組みを行っています。

自動車で走りながらトンネルの欠陥を診断

自動車で走りながらトンネルの欠陥を診断

 

そのほか日本工営は,飛行ドローンで空中から点検を行ったり,航行ドローンで水路を点検する技術の開発も進めています。

 

SDGsの目標11との関係

SDGsの目標11との関係

SDGsの目標11との関係

この取組みは,SDGsの目標11の中のターゲット11.7の達成に貢献すると考えます。

 

目標11には,ターゲット11.1~11.cの計10個のターゲットが存在しますが,中でもターゲット11.7に関係してくると思います。

ターゲット11.7
2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。

 

インフラは『公共スペース』と解釈していいと思うので,インフラを補修・保全して『安全で包摂的かつ利用が用意』にすることは,ターゲット11.7に合致しますね!

 

まとめ:日本工営は以前からSDGs達成に向けた事業に取り組んでいた!

本記事の内容をまとめます。

 

SDGsに対する日本工営の取り組みとして,以下をご紹介しました。

  • ケニアで公共図書館を運営する『ヘラ婦人会』を支援(ターゲット4.6の達成に寄与)
  • ブラジルで生態系コリドーの形成に尽力(ターゲット15.4の達成に寄与)
  • 日本国内でインフラの老朽化対策に尽力(ターゲット11.7の達成に寄与)

 

焼野原だった戦後から公益事業を継続してきた日本工営。

 

現代になって『SDGs』が出てきたとしても,もっと昔から取り組んでいたことなのですね。

 

日本を代表するSDGsプレーヤーとして,引き続き世界に貢献してほしいものです。

 

イナタ
イナタ

この会社の取り組みはSDGs的にどうなの?』っていうものがあったら,ぜひコメントでお知らせくださいね~!

Kobol
Kobol

そうそう!僕が分析して,SDGsとのつながりをブログで解説しますよ^^
他にも,『SDGsのここがわからない』『もっと詳しく知りたい』『こんにちは』など,コメントをいただければすごく嬉しいです!

 

【参考】

  • 建設業界の競合他社の取り組みはこちら↓

建設コンサル業界一覧へ

 

  • 企業や個人の取り組みカテゴリーの記事はこちら↓

SDGsの取り組み事例を知る

 

  • 制度全般カテゴリーの記事はこちら↓

SDGsの基本を知る

コメント

  1. […] [ SDGs | 会社の取り組み~国内トップの建設コンサル・日本工営 | ほったらかし投資ブログ より: 2020年3月23日 09:27 […]

  2. […] 【SDGs】会社の取り組み~国内トップの建設コンサル・日本工営国内トップの建設コンサルティング会社『日本工営』のSDGsに対する取り組みをご紹介します。日本工営は事業そのものが […]

タイトルとURLをコピーしました