【LIXIL×SDGs】企業の取り組み事例をわかりやすく解説!

【LIXIL×SDGs】企業の取り組み事例をわかりやすく解説! 【SDGs】企業や個人のリアルな取り組み事例
【LIXIL×SDGs】企業の取り組み事例をわかりやすく解説!
SDGsに対する企業取り組み事例を探している
簡単に読めて,内容がまとまっている記事がいい
✔ 取り組みとSDGsのつながりをしっかり理解しておきたい

 

そんなあなたに向けて記事を書きました。

 

本記事では,以下の情報をわかりやすくまとめて解説します。

  • LIXIL(リクシル)の取り組み事例の全体像
  • LIXIL個別の取り組みSDGsとの関係

 

読み終えたら,住宅設備業界における企業の取り組み事例をあなたの中に1つ蓄積できますよ(^^)

ぜひお役立てください。

 

他の会社の取り組み事例も業界別の記事から探せるようになっているので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

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LIXIL(リクシル)の会社概要

LIXIL(リクシル)の会社概要

LIXIL(リクシル)の会社概要

 

LIXIL(リクシル)は,大手の住宅設備メーカーで,2011年に以下の5社が統合して誕生しました。

  • トステム
  • INAX
  • 新日軽
  • サンウェーブ工業
  • 東洋エクステリア

 

LIXILグループの前身である『トステム』の設立は1949年(昭和24年)です。

1949年(昭和24年)はこんなことが起きた年です↓

  • 1ドル360円の単一為替レートが設定された
  • 日本国有鉄道(後のJR)が発足
  • 日本専売公社(後のJT)が発足
  • 湯川秀樹博士が中間子の存在の予言等でノーベル物理学賞を受賞

ざっと調べた感じ,世界的な出来事はあまり見つからなかったですが,日本にとっては一大イベントが目白押しでしたね。

 

LIXILのSDGsに対する取り組みの【全体像】

LIXILのSDGsに対する取り組みの【全体像】

LIXILのSDGsに対する取り組みの【全体像】

(図は同社Webサイトを参照して筆者が作成)

LIXILは,サステナビリティに対する取り組みを闇雲に行うのではなく,上の図のとおり『重要課題』を絞り込んでいます。

大きめの上場企業にはよく見られるプロセスですね。

SDGsに対する企業の取り組みを考える際の,オーソドックスな手法になりつつあると思います。

 

LIXILは,特定された重要課題から,3つの優先取り組み分野を設定しました。

LIXILの3つの優先取り組み課題

LIXILの3つの優先取り組み課題

出典

 

LIXILのSDGsに対する【個別の取り組み】

LIXILのSDGsに対する取り組みを個別に解説したいのですが,重要課題は多いので,3つに絞ってご紹介しますね。

 

  • SDGs目標6:SATOトイレシステム
  • SDGs目標10:ユニバーサルデザインプロジェクト
  • SDGs目標11:災害発生時・復旧時の注意点発信

 

【SDGs目標6】SATOトイレシステム

【SDGs目標6】SATOトイレシステム

【SDGs目標6】SATOトイレシステム

 

取り組み詳細

LIXILSDGsに対する取り組み、『SATOトイレシステム』についてご紹介します。

 

LIXILグループは、地域社会の一員として衛生課題の解決に取り組み、専門性を活かした社会貢献活動に取り組んでいます。

 

特にグローバルな衛生課題の解決として、世界のトイレ衛生に問題を抱えている国への環境設備、教育などに取り組んでいます。

 

現在の日本ではどこに行ってもトイレ環境が整っており、世界の中でも清潔好き・技術力が高いと評価されているのは有名ですね。

日本のトイレは世界で高評価

日本のトイレは世界で高評価

 

けれど、世界の中ではまだトイレ設備が整っていない国も多く、屋外で排泄する事や衛生環境の良くない場所での排泄から、子供や女性が命の危険にさらされているのです。

 

性的暴行や下痢性疾患、初潮が始まった女児が学校に行けなくなることからの教育格差など、トイレ環境から派生して、様々な問題が起こっています。

 

SATOのトイレシステムは、開発途上国に向けたシンプルかつ低価格のトイレシステムです。

0.2~1リットルの少ない水量を流して、便器に水が溜まったらカウンターウェイト式の弁が開き、流れる仕組みです。

 

汚物が流れた後は再び弁が閉まるので、病原体を持っている虫の侵入を防いだり臭いを抑えたりすることが出来ます。

 

初代のモデルは,バングラデシュの住民にヒアリングを行い,ビル&メリンダ・ゲイツ財団の支援を受けて開発が進められ,2013年からバングラデシュで生産・販売が行われています。

 

現在では,アジアやアフリカの6ヵ国で生産・販売され,25ヵ国以上で300万台が出荷されています。

 

このように,現地での生産や販売の仕組みを構築することで、自国で『作る・売る・使う』というサイクルを作り上げ、持続的な環境改善に繋げています。

 

SDGsとの関係

SDGs目標6~安全な水とトイレを世界中に

SDGs目標6~安全な水とトイレを世界中に

 

LIXILのSATOトイレシステムへの取り組みは、SDGs目標6の達成に貢献しています。

具体的には、ターゲット6.2だと考えられます。

ターゲット6.2
2030年までに、全ての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性及び女児、並びに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を払う。

 

下水施設や衛生施設を整え、脆弱な立場の人々が救われるように知力を尽くしているのですね。

出典

 

【SDGs目標10】ユニバーサルデザインプロジェクト

【SDGs目標10】ユニバーサルデザインプロジェクト

【SDGs目標10】ユニバーサルデザインプロジェクト

(画像は同社Webサイトより)

 

取り組み詳細

LIXILSDGsに対する取り組み、『ユニバーサルデザインプロジェクト』についてご紹介します。

 

LIXILグループでは、優先取り組み分野として多様性の尊重を掲げて取り組んでいます。

 

子供からお年寄り、障害を持つ人など全ての人が快適にトイレを利用できるように、生活の向上に対しての貢献です。

 

一昔前と比べると多目的トイレをよく見かけるようになったのも、ユニバーサルデザインの現れですね。

 

LIXILでは、2030年までに全ての製品をユニバーサルデザインコンセプトに基づいたものとなるようプロジェクトを立ち上げ、従業員全体で成長していくよう方向性を定めています。

 

ユニバーサルデザインコンセプトは、『安全が安心に』『わかりやすい』『愛着がわく』『使いやすい』という4つです。

 

コンセプトを網羅した製品であれば、初めて製品を見た人でも迷うことなく、災害時にも『いつもと同じトイレ』として困らずに使うことが出来ます。

 

例えば『レジリエンストイレ』は,平常時は5リットルの水で流し,災害などで断水が起きたら1リットルの水量にレバーで切り替えることができます。

 

SDGsとの関係

SDGs目標10~人や国の不平等をなくそう

SDGs目標10~人や国の不平等をなくそう

 

LIXILのユニバーサルデザインプロジェクトへの取り組みは、SDGs目標10の達成に貢献しています。

具体的には、ターゲット10.2だと考えられます。

ターゲット10.2
2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。

 

難しい解釈ですが,誰でも,災害時でも排泄をすることができるのは『社会的な包含』ではないかと考えます。

子供からお年寄りまで、どんな人にも優しいデザインは、全ての人々を社会的に包含することになりますね。

出典

 

【SDGs目標11】災害発生時・復旧時の注意点発信

【SDGs目標11】災害発生時・復旧時の注意点発信

【SDGs目標11】災害発生時・復旧時の注意点発信

取り組み詳細

LIXILSDGsに対する取り組み、『災害発生時・復旧時の注意点発信』についてご紹介します。

 

LIXILグループは、地域社会の中で災害支援に取り組むことで、社会貢献を行っています。

 

災害支援に関して、様々な取り組みを行っていると同時に、顧客満足の観点からも災害時の対応を考案し対策を立てています。

 

地震や洪水など自然災害が起こったとき、ライフラインが止まってしまうと断水や停電などで日常生活が大きく変化し、どう対応すればいいのか分からない人も多いもの。

災害時には対応に困る人も

災害時には対応に困る人も

 

LIXILはオーナーズクラブなどを通して、日頃からいざという時の準備として情報発信を行っています。

 

具体的には,災害発生時・復旧時の注意点として,トイレを流す方法や浴室の凍結防止方法など、災害の種類によって様々な対応手順を発信しています。

 

この情報発信によって,実際の災害時にコールセンターへ問い合わせが殺到している間にも、ユーザー自身がスムーズにLIXILの設備を復旧させることができます。

 

SDGsとの関係

SDGsの目標11~住み続けられるまちづくりを

SDGsの目標11~住み続けられるまちづくりを

 

LIXILの災害発生時・復旧時の注意点発信の取り組みは、SDGs目標11の達成に貢献しています。

 

具体的には、ターゲット11.bだと考えられます。

ターゲット11.b
2020年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組2015-2030に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。

 

あらゆるレベル』ですから,トイレという家庭内の行いについても対象になりますよね。

トイレを流せなくなる事態も,それはそれで災害ですから。。。

出典

 

まとめ

本記事では,LIXILSDGsに対する取り組みを紹介しました。

 

具体的な取り組みとして,以下の3つを紹介しました。

 

  • 【SDGs目標6】SATOトイレシステム

シンプルかつ低価格のトイレシステムを開発し,発展途上国での自国生産を確立。300万台が出荷されている。

 

  • 【SDGs目標10】ユニバーサルデザインプロジェクト

年齢や障がいの有無に関わらずに,誰でも使いやすいトイレを提供。災害時にも水を流せる『レジリエンストイレ』も販売。

 

  • 【SDGs目標11】災害発生時・復旧時の注意点発信

LIXILのオーナーズクラブでは,LIXIL製品の復旧方法など,日ごろから災害時の注意点などを発信。

 

以上です。

 

イナタ
イナタ

『この会社の取り組みはSDGs的にどうなの?』っていうものがあったら,ぜひコメントでお知らせくださいね~!

Kobol
Kobol

そうそう!僕が分析して,SDGsとのつながりをブログで解説しますよ^^
他にも,『SDGsのここがわからない』『もっと詳しく知りたい』『こんにちは』など,コメントをいただければすごく嬉しいです!

 

【参考】

  • 住宅設備業界の企業の取り組み事例はこちら↓

住宅設備業界一覧へ

 

  • 企業や個人の取り組みカテゴリートップはこちら↓

SDGsの取り組み事例を知る

 

  • 制度全般カテゴリートップはこちら↓

SDGsの基本を知る

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