【SDGs 】個人の取り組み③-家庭菜園はプラスの面だけではない

【SDGs 】個人の取り組み③-家庭菜園はプラスの面だけではない 【SDGs】企業や個人のリアルな取り組み事例
【SDGs 】個人の取り組み③-家庭菜園はプラスの面だけではない

SDGs(読み方はエス・ディー・ジーズ)という言葉を聞いて、「何かやってみようかな♪」と思ったらのなら、本記事を参考にしてほしいです^^

 

SDGsは本当に広い範囲をカバーする概念なので、個人でできることは山ほどありますよ!

 

本記事では、個人取り組み事例として、『家庭菜園をする』というアクションについて、SDGsとの関連も含めてまとめています。

 

他の記事と違う点は、負の側面(デメリット)も隠さずに紹介している点です。プラスの効果ばかりを見ていては、胸を張ってSDGs達成へのアクションを起こせないですから。

 

他の取り組み事例もあるので,ぜひ参考になさってください。

【SDGs】個人の取り組み①-ハンカチを使う
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SDGsの基本知識

SDGs-目標-ターゲットの関係

SDGs-目標-ターゲットの関係

SDGsは以下の言葉の頭文字を取ったものであり、17個の目標から構成されます。

  • Sustainable(持続可能な)
  • Development(開発の)
  • Goals(目標)

『Goals』と表記されている通り、複数の目標が含まれています。

 

さらに、17個の目標を分解した『ターゲット』が169個あります。

 

実際に行動するときの目標を見つけるなら、ターゲットから探すと良いです。

 

なぜなら、17個の目標抽象的に書かれているのですが、169個のターゲットはかなり具体的に書かれていて行動を想像しやすいからです。

 

ターゲットを検索しやすいように一覧にしましたので、辞書がわりにご利用ください。

SDGsの17個の目標と 169個のターゲット一覧

 

169個もあると、一体どれから手をつけていいのやら。。。と迷ってしまいますよね。

 

本記事では、個人の取り組みにふさわしい手軽なターゲットをご紹介しますのでご安心ください。

 

SDGsの基本的な考え方についての記事を用意したので、ぜひ参照してくださいね^^

 

SDGs達成に向けた個人の取り組み:家庭菜園

SDGs達成に向けた個人の取り組み:家庭菜園

SDGs達成に向けた個人の取り組み:家庭菜園

家庭菜園とは

説明は不要だと思いますが、家庭で野菜や果物、花などを栽培することですね。

 

あなたは家庭菜園をやられたことがあるでしょうか。

 

僕は個人としては経験が無いですが、身内が取り組んでいるので、とても身近なんです。

 

種や苗を提供する『タキイ種苗』のアンケート結果によると、対象者の約半数が家庭菜園の経験があるそうです。

 

50%って、結構多いですよね!

 

また、このアンケートでは好きな野菜を訊いています。

 

大人にも子どもにも人気ナンバーワンの野菜は何だと思います?

 

↓↓ トマトです( ´ ▽ ` )ノ!! ↓↓

トマト

トマト

 

トマトって美味しいですよね〜!

色々な料理にも合うし、夏の暑い日に採れたてのトマトをキンキンに冷やして食べるのなんて、最高です!

 

では、個人で家庭菜園をすることがSDGsにどのように関係するのか、説明します。

 

SDGsとの関係【メリット編】

SDGsとの関係【メリット編】

SDGsとの関係【メリット編】

 

まずはメリットから見ていきます。

 

包装削減 → 目標12&目標13

包装削減

包装削減

 

家庭菜園をすることで、包装・容器を削減することができます。

 

簡単に比較してみますね。

 

  • スーパーマーケットで野菜を買う場合

農家から卸売市場に運ぶために、包装・容器が必要です。

卸売市場からスーパーマーケットに運ぶためにも、包装・容器が必要ですね。

さらにスーパーマーケットから自宅に運ぶために、包装を使っています(マイバッグの人は別)。

 

つまり、

☑️農家→卸売市場(①)
☑️卸売市場→スーパーマーケット(②)
☑️スーパーマーケット→自宅(③)

①〜③の各段階で包装・容器が必要になっているんです。

 

  • 家庭菜園の場合

個人の家の庭先で家庭菜園をしている場合、採れたての野菜を自宅のキッチンまで運ぶために包装・容器を使いますか?

 

おそらく何も使わないと思います。包装・容器はゼロ

 

少し離れた土地で家庭菜園をしている場合には、自宅まで運ぶために箱や袋を使うと思いますが、それくらいです。

 

比較してみるとわかる通り、家庭菜園を行うと明らかに包装・容器の量が減少するのです。

 

次に、SDGsとの関係を確認してみます。

 

まずは目標12『つくる責任 つかう責任』です。

SDGsの目標12-つくる責任つかう責任

SDGsの目標12-つくる責任つかう責任

 

包装・容器の数が少ないと、廃棄物の量が減少します。

 

廃棄物の量を減少させることは、ターゲット12.5に明記されています。

ターゲット12.5
2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

 

もう1つは目標13『気候変動に具体的な対策を』です。

SDGsの目標13-気候変動に具体的な対策を

SDGsの目標13-気候変動に具体的な対策を

 

野菜を運ぶための包装・容器は、ほぼ全てが焼却処理されます。

 

包装・容器の中には炭素が含まれているので、焼却によって酸素と結び付くと二酸化炭素が生成します。

 

二酸化炭素を放出したら、温暖化を助長することになりますよね。

(この現象の真偽については議論が分かれているのですが、ここでは多数派・世論の立場で考えます)

 

家庭菜園によって包装・容器が減少すれば、焼却施設から排出される二酸化炭素の量が減るので、温暖化を抑制することにつながりますよね!

 

つまり,ターゲット13.3の達成に寄与することになります。

ターゲット13.3
気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。

 

ターゲット13.3の言葉に当てはめるとすれば、『気候変動の緩和に関する啓発を改善する』と言ったところでしょうか。強引なので日本語として違和感はありますが。

 

運搬距離の短縮 → 目標13

SDGsの目標13-気候変動に具体的な対策を

SDGsの目標13-気候変動に具体的な対策を

 

家庭菜園をすると、野菜を運搬する距離が短くなります。庭先の菜園なら尚更です。

 

農家→卸売市場→スーパーマーケット→個人の自宅、の運搬が無くなるのですから。

 

自動車での運搬距離が格段に短くなるのですか、排出される二酸化炭素の量も減少します。

 

つまり、上で述べたターゲット13.3の達成に貢献するわけです。

 

農薬使用量の減少 → 目標3

SDGsの目標3-すべての人に健康と福祉を

SDGsの目標3-すべての人に健康と福祉を

 

家庭菜園の場合、農薬使用量の減少により、SDGsの目標3の達成にも寄与します。

 

家庭菜園をされている人なら分かると思いますが、農薬をほとんど使わないのです。

 

野菜の見た目を気にしないからですね。

 

農薬が体に入らなければ,健康への悪影響も抑えられますよね!

 

目標3のターゲット3.9の達成に寄与します。

ターゲット3.9
2030年までに、有害化学物質、並びに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。
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SDGsとの関係【デメリット編】

SDGsとの関係【デメリット編】

SDGsとの関係【デメリット編】

 

家庭菜園には,メリットだけでなくデメリットも存在します。

 

両方をしっかり把握したうえで取り組みたいですね。

 

農業市場の規模を縮小させる → 目標8に逆行

SDGsの目標8-働きがいも経済成長も

SDGsの目標8-働きがいも経済成長も

 

家庭菜園を普及すると,目標8に逆行することになります。

 

家庭菜園で自宅での野菜を賄えるようになったら,お店で買いませんよね。

 

お店で買わないと,

  • お店の売上が減少 → 小売市場は縮小し,雇用も減少
  • 農家の売上も減少 → 農業市場は縮小し,雇用も減少

となります。

 

目標8のターゲット8.1ターゲット8.5あたりに逆行することになるでしょう。

ターゲット8.1
各国の状況に応じて、一人当たり経済成長率を持続させる。特に後発開発途上国は少なくとも年率7%の成長率を保つ。
ターゲット8.5
2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する

 

繰り返しますが,家庭菜園にはデメリットも存在し,それは農業市場・野菜の小売市場の規模や雇用を縮小させることです(SDGsの目標8に逆行)。

 

個人の取り組みだとしても,塵も積もれば山となるので,日本全体の市場に影響を及ぼしかねないのです。

 

まとめ:家庭菜園は目標3・12・13に貢献し,目標8に逆行

まとめ:家庭菜園は目標3・12・13に貢献し,目標8に逆行

まとめ:家庭菜園は目標3・12・13に貢献し,目標8に逆行

 

個人でできることとして,本記事では『家庭菜園』を題材にしました。

 

家庭菜園は,SDGsの目標12,13,3の達成に寄与するなど,様々なメリットをもたらします。

  • 包装の減少 → 目標12
  • 包装の減少&運搬距離の短縮 → 目標13
  • 農薬の減少 → 目標3

 

一方で,目標8と逆行するという負の側面も存在します。

  • 農業,野菜小売市場の縮小 → 目標8

 

個人取り組みなのに,ずいぶんと色々な方面に影響を及ぼすのですね。

 

今後も,個人でできる取り組みについてたくさん発信していきますので,ぜひお読みください!

 

イナタ
イナタ

こんなアクションはSDGsに貢献するの?』っていうものがあったら,ぜひコメントでお知らせくださいね~!

Kobol
Kobol

そうそう!僕が分析して,SDGsとのつながりをブログで解説しますよ^^
他にも,『SDGsのここがわからない』『もっと詳しく知りたい』『こんにちは』など,コメントをいただければすごく嬉しいです!

 

【参考】

  • 企業や個人の取り組みカテゴリーの記事はこちら↓

SDGsの取り組み事例を知る

 

  • 制度全般カテゴリーの記事はこちら↓

SDGsの基本を知る

コメント

  1. […] 【SDGs 】個人の取り組み③-家庭菜園はプラスの面だけではない | ほったらかし投資ブログ より: 2020年3月22日 17:15 […]

  2. […] 【SDGs 】個人の取り組み③-家庭菜園はプラスの面だけではないSDGsに関する… […]

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