【伊藤園×SDGs】企業の取り組み事例を学んでSDGsを理解

【伊藤園×SDGs】企業の取り組み事例を学んでSDGsを理解 【SDGs】企業や個人のリアルな取り組み事例
【伊藤園×SDGs】企業の取り組み事例を学んでSDGsを理解
SDGsに対する企業取り組み事例を探している
簡単に読めて,内容がまとまっている記事がいい
✔ 取り組みとSDGsのつながりをしっかり理解しておきたい

 

そんなあなたに向けて記事を書きました。

 

本記事では,以下の情報をわかりやすくまとめて解説します。

  • 伊藤園の取り組み事例の全体像
  • 伊藤園個別の取り組みSDGsとの関係

 

読み終えたら,清涼飲料業界における企業の取り組み事例をあなたの中に1つ蓄積できますよ(^^)

ぜひお役立てください。

 

他の会社の取り組み事例も業界別の記事から探せるようになっているので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

伊藤園の会社概要

伊藤園の会社概要

伊藤園の会社概要

 

お~い,お茶

 

と聴けば,『ああ,あれか!』となるでしょう。

伊藤園はお茶を始めとした清涼飲料水を専門としている会社です。

清涼飲料水だけでここまで大きくなるって,人間が清涼飲料を飲みまくっている証拠ですね。

 

設立は1966年(昭和41年)です。

1966年(昭和41年)はこんなことが起きた年です↓

  • ウルトラマンシリーズが放送開始
  • 日本の総人口が1億人を突破
  • ビートルズが来日
  • 江崎グリコがポッキーを発売
  • トヨタがカローラを発表

 

戦争ではなく,経済成長に世界が向かっている時代でしたね。

毎日がワクワクだったんだろうなぁ。。

 

伊藤園のSDGsに対する取り組みの【全体像】

伊藤園のSDGsに対する取り組みの【全体像】

伊藤園のSDGsに対する取り組みの【全体像】

(画像は同社Webサイトより)

 

伊藤園は最終的には『世界のティーカンパニーを目指す』ことを目標に掲げています。

目標達成のための事業活動の基礎は,ISO26000によって整理されています。

ISO26000は組織の社会的責任を果たすために必要な中核的なテーマを7つ挙げているのですが,下の図の通り『CSV』と『CSR』に分けられています。

伊藤園のCSR活動の整理

伊藤園のCSR活動の整理

 

CSV(共有価値の創造)に関しては,企業の実践事例を含めて解説記事を作ったので,ぜひ読んでみてくださいね!

 

伊藤園はこれらの7つのテーマを基礎にして,その上に『自然』『健康』『安全』『良いデザイン』『おいしい』という製品開発コンセプトを乗せて事業活動を営んでいます。

 

伊藤園SDGsに向けた取り組みについては,下の図の通りの分類で整理されています(参照)。

伊藤園のSDGsへの取り組み(全体)

伊藤園のSDGsへの取り組み(全体)

 

伊藤園のSDGsに対する【個別の取り組み】

伊藤園のSDGsに対する取り組みは数多いですが,本記事では以下の3つをご紹介します。

 

  • SDGs目標10:人権関連貢献型自動販売機の推進
  • SDGs目標12:茶殻リサイクルシステム
  • SDGs目標17:産地と伊藤園の共栄

 

【SDGs目標10】人権関連貢献型自動販売機の推進

【SDGs目標10】人権関連貢献型自動販売機の推進

【SDGs目標10】人権関連貢献型自動販売機の推進

 

取り組み詳細

伊藤園のSDGsに対する取り組み、『人権関連貢献型自動販売機の推進』を紹介します。

 

伊藤園グループ人権方針』によると,人権の尊重は伊藤園グループの経営理念『お客様第一主義』の根幹として位置づけられています。

 

企業として公に人権方針を掲げて,人権に関する取り組みを推進しているのですね。

 

伊藤園の事業活動の中で,人権問題に立ち向かうものの1つに『人権貢献型自動販売機の推進』があります。

 

自動販売機と言えば、街角のあちこちで見かけることができる販売ツールですが,企業が伝えたいことをアピールする広告塔にもなります。

伊藤園の自動販売機もよく見かけますよね。

 

例えば,売り上げの一部を『おぎゃー献金基金』に寄付する,そんな自動販売機もあるんですよ。

おぎゃー献金基金によって,心身に障がいを持つ子供たちへの活動資金として活用されます。

この取り組みが認められ,2015年に『公益財団法人おぎゃー献金基金』から伊藤園に感謝状が贈呈されました。

 

この他にも、石川被害者サポートセンターへの寄付で被害者支援、日本赤十字社への寄付で災害や病気の支援、赤い羽根共同募金なども行っています。

 

SDGsとの関係

SDGsの目標10『人や国の不平等をなくそう』

SDGsの目標10『人や国の不平等をなくそう』

 

伊藤園の人権関連貢献型自動販売機への取り組みは、SDGs目標10の達成に貢献しています。

 

具体的には、ターゲット10.2だと考えられます。

ターゲット10.2
2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する

おぎゃー献金への寄付金は,心身障がい児のための施設や心身障がいの予防の療育等に関する研究を補助するために使われることになります。

結果として,社会的,経済的及び政治的な包含につながるはずです。

全ての人々が能力を発揮できて,取り残されることなく人権を尊重される世の中を作っていきたいですね。

出典

 

【SDGs目標12】茶殻リサイクルシステム

【SDGs目標12】茶殻リサイクルシステム

【SDGs目標12】茶殻リサイクルシステム

 

取り組み詳細

伊藤園SDGsに対する取り組み『茶殻リサイクルシステム』を紹介します。

 

伊藤園では環境に対して非常に強い責任感を持っています。

 

地球環境を守り,持続可能な状態で次世代に引き継いでいくことを重要項目として取り扱っているのです。

 

そのため、伊藤園グループ環境方針を定め、環境目標を設定して活動を推進しています。

 

伊藤園は,特に貢献できる分野として茶殻のリサイクルに着目しました。

 

茶殻はこれまでも堆肥や資料として再利用されてきましたが,緑茶製品の販売量増加もあって,新たに『茶殻リサイクルシステム』を開発しました。

茶殻リサイクルの流れ

茶殻リサイクルの流れ

 

リサイクルされた茶殻を,畳や名刺,壁材などに配合することで,他の企業とのコラボレーションも生まれました。

他企業との開発秘話が興味深いので,ぜひ読んでみてくださいね。

開発秘話 | 茶殻リサイクルシステム | 伊藤園

 

SDGsとの関係

SDGsの目標12-つくる責任つかう責任

SDGsの目標12-つくる責任つかう責任

伊藤園の茶殻リサイクルシステムの取り組みは、SDGs目標12の達成に貢献しています。

 

具体的には、ターゲット12.5だと考えられます。

ターゲット12.5
2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

 

茶殻はそのままでは利用できず,処理をしてから別の製品に配合されていくので『再生利用』に当たります。

捨てられていた茶殻が新たな製品として市場に流通していくので,廃棄物の発生量は減ることになりますよね。

 

廃棄物問題は、これからどの企業も真剣に取り組むべき課題です。

リサイクルシステムから製品製造まで可能にした伊藤園グループの本気度が見えます。

出典

 

【SDGs目標17】産地と伊藤園の共栄

【SDGs目標17】産地と伊藤園の共栄

【SDGs目標17】産地と伊藤園の共栄

 

取り組み詳細

伊藤園SDGsに対する取り組み『産地と伊藤園の共栄』を紹介します。

 

現代社会の生活の多様化とともに,お茶の需要の多様化も見られてくるようになりました。

例えば,以前は急須で淹れて飲むスタイルが主流でしたが,缶やペットボトル等に入ったものや,特定保健用食品として機能が付加された飲料など,多様な飲まれ方をするようになりました。

 

一方で耕作放棄地は増え、茶園の面積は減り,後継者不足に悩む茶農家がいるという現実。

就農人口の高齢化や後継者問題,茶葉価格の乱高下が原因のようです。

耕作放棄地の増加と茶園面積の減少

耕作放棄地の増加と茶園面積の減少

同社Webサイトより)

 

このような状況では,品質のよい茶葉を安定的に生産することが難しくなります。

そこで伊藤園グループは、高品質な茶葉の安定供給と生産の効率化を求め、茶産地育成事業を始めました。

 

茶産地育成事業により、生産した茶葉の全量買い取りを約束する契約栽培を行うことで、生産地の農家は安定経営を行うことができます。

 

同時にこれは、伊藤園が原料の品質向上の管理に携わることもでき、原料を安定調達できる仕組みです。

収益が安定すれば,雇用拡大や設備投資を計画的に行うことができ,茶葉産業の復興も期待することができますね。

 

伊藤園は,茶産地とってもメリットのある、パートナーシップを目指しています。

 

SDGsとの関係

SDGsの目標17『パートナーシップで目標を達成しよう』

SDGsの目標17『パートナーシップで目標を達成しよう』

 

伊藤園の産地と伊藤園の共栄への取り組みは、SDGsの目標17https://spacekobol.com/sdgs/case/sdgs17-and-caseの達成に貢献しています。

 

具体的には、ターゲット17.17だと考えられます。

ターゲット17.17
さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。

 

伊藤園という株式会社と農家の提携ですから,『市民社会のパートナーシップ』ですね。

出典

 

まとめ

本記事では,伊藤園SDGsに対する取り組みを紹介しました。

 

具体的な取り組みとして,以下の3つを紹介しました。

 

  • 【SDGs目標10】人権関連貢献型自動販売機の推進

自動販売機の売り上げの一部を『おぎゃー献金基金』などに寄付。

 

  • 【SDGs目標12】茶殻リサイクルシステム

製造工程から排出される使用済みの茶殻を捨てず,複数のメーカとの提携によって『畳』『名刺』『壁材』などに配合して再生。

 

  • 【SDGs目標17】産地と伊藤園の共栄

全量買い取りをベースとしてパートナーシップを茶葉農家と組むことで,茶葉農家は安定経営を,伊藤園は高品質な茶葉の安定調達を実現。

 

以上です。

 

イナタ
イナタ

『この会社の取り組みはSDGs的にどうなの?』っていうものがあったら,ぜひコメントでお知らせくださいね~!

Kobol
Kobol

そうそう!僕が分析して,SDGsとのつながりをブログで解説しますよ^^
他にも,『SDGsのここがわからない』『もっと詳しく知りたい』『こんにちは』など,コメントをいただければすごく嬉しいです!

 

【参考】

  • 清涼飲料業界の企業の取り組み一覧はこちら↓

清涼飲料業界一覧へ

 

  • 企業や個人の取り組みカテゴリートップはこちら↓

SDGsの取り組み事例を知る

 

  • 制度全般カテゴリートップはこちら↓

SDGsの基本を知る

コメント

  1. […] 伊藤園のSDGsへの取り組み記事で紹介しましたが,伊藤園は『茶殻リサイクルシステム』を開発しました。 […]

タイトルとURLをコピーしました