✔ 簡単に読めて,内容がまとまっている記事がいい
✔ 取り組みとSDGsのつながりをしっかり理解しておきたい
そんなあなたに向けて,わかりやすい記事を書きました。
本記事では,以下の情報をわかりやすくまとめて解説します。
- ファミリーマートの取り組み事例の全体像
- ファミリーマートの個別の取り組みとSDGsとの関係
読み終えたら,コンビニ業界における企業の取り組み事例の理解が深まりますよ(^^)
ぜひお役立てください。
ファミリーマートの会社概要

ファミリーマートの会社概要
ファミリーマートも世界的なコンビニエンスストアチェーンです。
個人的にはファミマのスイーツが好きですし,高校時代は本当にお世話になったコンビニでした。
当時はサクサクと普通に手に取って食べていた『ローズネットクッキー』や『メロンペストリーバター』ですが,改めてカロリーを見ると仰天しますね。
基礎代謝の鬼だった高校時代じゃないと,一瞬で豚街道まっしぐらな逸品です。
僕の青春が詰まっているコンビニですね。
ファミリーマーのSDGsに対する取り組み
ファミリーマートのSDGsに対する取り組みを3つに絞ってご紹介しますね。
【SDGs目標3】夢の掛け橋募金を通じてNGO/NPOの活動を支援

【SDGs目標3】夢の掛け橋募金を通じてNGONPOの活動を支援
取り組み詳細
ファミリーマートのSDGsに対する取り組み『夢の掛け橋募金』についてご紹介します。
ファミリーマートは,重要課題として『人に寄り添う地域活性化拠点としての進化』を掲げており,各活動団体への支援に取り組んでいます。
夢の掛け橋募金は,店頭やFamiポートを通じて集まった募金に企業から一定率をかけてプラスする募金・マッチングギフトを合わせてNGOやNPOの活動を支援。

ファミリーマートの夢『の掛け橋募金』
その1つには,1993年から続けているセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへの寄付が含まれています。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへの寄付金は,紛争地域の子供たちの保健や栄養など、様々な分野で子どもをケアするために活用されています。
夢の掛け橋募金では,他にも以下の団体への寄付を行っています。
- 特定非営利活動法人 国際連合世界食糧計画WFP協会
- 公益社団法人 国土緑化推進機構
- 公益財団法人 米日カウンシル-ジャパン TOMODACHIイニシアチブ
ちなみに,大規模な災害が発生した場合には,『夢の掛け橋募金』は『災害義援金募金』に変わり,被災地の支援に使われます。

災害時は義援金募金として被災地を支援
SDGsとの関係

SDGsの目標3-すべての人に健康と福祉を
ファミリーマートの夢の掛け橋募金への取り組みは、SDGsの目標3の達成に貢献しています。
具体的には、ターゲット3.2や3.4だと考えられます。
全ての国が新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳以下死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らすことを目指し、 2030年までに、新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する。
2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。
募金を資金源とした支援物資や人道支援があることで子どもの命を助けられケースが増えます。
非感染症の疾患なども医療の介入で予防や治療の精度が高まりますが,募金によって費用が賄われる部分も少なくありません。
【SDGs目標9】デジタル推進による利便性の向上

【SDGs目標9】デジタル推進による利便性の向上
取り組み詳細
ファミリーマートのSDGsに対する取り組み『デジタル化推進』についてご紹介します。
ファミリーマートは、重要課題として『便利で豊かな生活』を掲げ、商品やサービスに関して安全・安心であるための活動に取り組んでいます。
世の中でキャッシュレス決済が普及してきましたが、いち早く2018年より『ファミペイ』サービスでバーコード決済を導入している企業です。
バーコード決済で顧客の利便性が上がりますし,顧客の購買データ、ライフスタイルなどを管理し、顧客層にマッチングした新規事業展開を今後拡充していく狙いです。
具体的には,健康づくりをサポートするフィットネス『Fit&GO』や共働き世帯の家事を楽にするコインランドリー『Famima Laundry』も展開しています。

Fit&GoやFamima Laundry
(画像は同社Webサイトより)
SDGsとの関係

SDGs目標9-産業と技術革新の基盤をつくろう
ファミリーマートのデジタル推進による利便性の向上への取り組みは,SDGsの目標9の達成に貢献しています。
具体的には、ターゲット9.bだと考えられます。
産業の多様化や商品への付加価値創造などに資する政策環境の確保などを通じて、開発途上国の国内における技術開発、研究及びイノベーションを支援する。
日本は開発途上ではないですが,様々なニーズに対応できるようデジタル化を推進することで,顧客データに基づいた新たな事業を生み出すなど,付加価値を創造することができますね。
【SDGs目標13】気候変動の緩和と適応

【SDGs目標13】気候変動の緩和と適応
取り組み詳細
ファミリーマートのSDGsに対する取り組み『気候変動の緩和と適応』についてご紹介します。
ファミリーマートは、重要課題として環境配慮を通じた『地域と地球の未来』への貢献を掲げ,提供する商品が地球に優しいものとなるための活動に取り組んでいます。
環境配慮のための活動としては、商品・物流・店舗・サプライチェーンとそれぞれの分野で細かい取り組みを掲げ、実行しています。
中でもご紹介したいのは、バイオマスプラスチック容器の使用です。
コンビニで購入したものは基本的に使い捨てで、飲食が済んだものは家庭でゴミ箱へ廃棄されています。
プラスチックごみが社会問題となり、ビニール袋もマイバッグへと移行しましたね。

ファミリーマートの食品容器は,植物由来のバイオマスプラスチックを使用しています。
カーボンニュートラルと言われる概念を適用することで,CO2を排出しないとみなすことができるのです。
使用済みペットボトルを原料とした再生PET素材で別の容器を作るなど、さらにCO2削減に取り組んでいます。
SDGsとの関係

SDGsの目標13-気候変動に具体的な対策を
ファミリーマートの気候変動の緩和と適応への取り組みは、SDGsの目標13の達成に貢献しています。
具体的には、ターゲット13.3だと考えられます。
気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
カーボンニュートラルなバイオマスプラスチックを使用することは,『気候変動の緩和に関する制度機能を改善する』に該当します。
まとめ
本記事では,ファミリーマートのSDGsに対する取り組みを紹介しました。
具体的な取り組みとして,以下の3つを紹介しました。
- 【SDGs目標3】夢の掛け橋募金を通じてNGO/NPOの活動を支援
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンを始め,複数のNGO/NPOに募金。大規模災害時には,『災害義援金募金』に切り替えて被災地を支援。
- 【SDGs目標9】デジタル推進による利便性の向上
いち早く『ファミペイ』を始めとしたデジタル化に取り組み,顧客データに基づいた新規事業を展開。
- 【SDGs目標13】気候変動の緩和と適応
レジ袋にはバイオマスプラスチックを使用し,CO2排出量を削減。
以上です。

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そうそう!僕が分析して,SDGsとのつながりをブログで解説しますよ^^
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【参考】
- 企業や個人の取り組みカテゴリートップはこちら↓
- 制度全般カテゴリートップはこちら↓
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