つみたてNISA:世界経済インデックスファンドへの投資はおすすめできるか

つみたてNISA:世界経済インデックスファンドはおすすめできる商品なのか つみたてNISA
つみたてNISA:世界経済インデックスファンドはおすすめできる商品なのか

楽天証券でつみたてNISAをやっているのですが、僕が投資している銘柄の一つ、

世界経済インデックスファンド

について、「おすすめできるかどうか」を説明していきます。

 

扱っている会社は三井住友トラスト・アセットマネジメントですが,色々な証券会社がつみたてNISAの対象商品として扱っています。

 

結論から言うと、「おすすめできる」です。

以下、その理由を説明していきますね。

 

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つみたてNISAで購入できる→金融庁の審査を通過した商品

大前提として、「世界経済インデックスファンド」は、つみたてNISAの商品なのです。

つみたてNISAの商品ということは、金融庁の厳しい審査を通った証拠ですね。

というのも、つみたてNISAは国が個人の資産形成を後押し、援助するために作った制度なので、資産形成の役に立たないようなショボいファンドは入っていないと考えていいと思うのです。

現に、金融庁のホームページでは、つみたてNISAの対象商品の条件を以下の通りに挙げています。

 

長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(対象商品についてはこちら
○例えば公募株式投資信託の場合、以下の要件をすべて満たすもの
販売手数料はゼロ(ノーロード
・信託報酬は一定水準以下(例:国内株のインデックス投信の場合0.5%以下)に限定
・顧客一人ひとりに対して、その顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知すること
信託契約期間が無期限または20年以上であること
・分配頻度が毎月でないこと
・ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと

 

日本国民が支払うコストが低廉で、長期間にわたって資産形成できるようにしていますね。

また、「分配頻度が毎月でない」とすることにより、利益を再投資に回して高いリターンを実現できるようにしたり、「デリバティブ取引」を排除することで高リスク商品に投資してしまわないようになっています。

つみたてNISAの対象商品に挙がっているということは、長期間の資産形成に向いた商品だと金融庁が判断したことを意味しているのです。

 

分散投資により、リスクも低減されている

つみたてNISAで世界経済インデックスファンドに投資する。

これは、とてもバランスの良い分散になります。

というのも、分散投資を分解してみると、主に以下の3つの要素から構成されています。

  • 商品の分散
  • 地域の分散
  • 時期の分散

世界経済インデックスファンドは、これら3つの分散を以下の通りに実現しているのです。

 

商品、地域の分散

世界経済インデックスファンドの目論見書(楽天証券該当ページから参照ください)のP.1に、以下の通りにファンドの概要が記載されています。

国内,先進国及び新興国の,株式及び債権に投資する個別の「マザーファンド」に一括して投資する「ベビーファンド」。

それが世界経済インデックスファンドです。

投資家はベビーファンドに投資しているのですね!

世界経済インデックスファンドの概要:引用は当ファンドの目論見書

世界経済インデックスファンドの概要:引用は当ファンドの目論見書

 

  • 商品の分散

債権と株式の2商品に分散しています。

REITなどの不動産系商品が入っていないので、個人的には分散が物足りない気もしますが、変動低めな債権と変動高めな株式とでバランスを保っているのではないでしょうか。

 

  • 地域の分散

日本、先進国及び新興国の3地域に分散しています。

この3つの地域で、世界の全地域を網羅できているはずなので、地域の分散としては十分ですね!

日本や先進国の経済変動は比較的おだやかですが、新興国の経済変動は比較的激しいです。

地域のバランスですが、実際のGDP比に近くなるように決めています。

日本(10%)と先進国(60%)の割合が合計70%と多いので、変動を抑えるようなバランスにしているのでしょうね。

ファンドの地域別構成比

ファンドの地域別構成比

 

時期の分散

つみたてNISAで購入している時点で、時期の分散はできていると言っていいでしょう。

定期的に定額を積み立てていくことで、価額が高い時も安い時も、一定量を購入できるので、「高値掴みをしてしまい、その後に大損」なんていう事態を避けることができます。

ドルコスト平均法ですね^^

 

利回りは長期なら手堅い

投資をするにあたって一番気になるのが、利回りではないでしょうか。

つみたてNISAの目的は長期の資産形成なので、利回りも長期で考えてみます。

以下の図は楽天証券のファンド紹介ページに掲載されている価格推移のグラフです。

ファンド設定以来の10年間で+120%の値上がり、つまり2.2倍になっています。

 

世界経済インデックスファンドの価格推移

世界経済インデックスファンドの価格推移:引用は楽天証券の当該ファンド紹介ページ

 

株価について

基本となる株価ですが、日経平均とGDPの関係を見てみると、正の相関があることがわかります。

まず,内閣府の統計データを使ってGDPの長期推移をグラフ化してみます。

1970年代~1980年代の高度経済成長期に急激に伸びていますね!

最近は停滞していますが。。。

日本のGDPの長期推移

日本のGDPの長期推移

 

次に,日経平均株価予想というサイトに載っている,日経平均株価の長期チャートです。

バブル期は異常でしたが,1970年の2,000円そこそこから,10倍程度に伸びています。

上のGDPも,同じ期間に同じくらいの伸び率を示していますね。

日経平均株価の推移

日経平均株価の推移

 

つまり、株価はGDPとともに大きくなってきたのですね。

では、GDPは何と相関があるのでしょうか?

複雑怪奇な仕組みがあるとは思いますが、一つ言えるのは、人口です。

日本の例を見てみると、人口増加とGDPとの間には正の相関があります。

1950年代は8,000万人程度でしたが,現時点で1.2億人ですよね。

人口が1.5倍になり,GDPは50倍(1950年代のGDPは10兆円程度)になりました。

 

そして、世界全体もそうなのです。

下のグラフの期間は短いですが,人口が増えればGDPも増えます

もっと長期でグラフ化すると,如実に傾向がわかります。

世界の人口とGDP

世界の人口とGDP

 

なぜGDPと人口との間に相関があるのか、日本のGDPを例にとって考えてみます。

GDPは、以下の1〜4の総和で計算されます。

  1. 家計支出
  2. 企業投資
  3. 政府支出
  4. 貿易収支

このうち、最も大きな割合を占めているのは、「1. 家計支出」で、GDPの約50〜60%を占めています。「2. 企業投資」まで含めると、GDPの約70〜75%を占めています(内閣府のデータから概算)。

「1. 家計支出」ですが、極端に貧乏国家でなければ、人口に比例して伸びていきますよね。

「2. 企業投資」に関しても、人口が増えれば企業の規模が大きくなったり企業が増えたりするので、投資額も増えるのが通常のはずです。

「1. 家計支出」「2. 企業投資」の2つでGDPの約70〜75%を占めるのですから、人口が増えればこれらの項目が増加し、結果的にGDPを増加させる力が強く働くのは納得ですよね。

 

では、人口は今後どうなっていくでしょうか?

国連の予測によると,中国による人口増加が落ち着いたと思ったらインドが伸び、さらにその後にアフリカの人口が爆発します。

2,100年頃まで世界人口が増え,合計110億人を超えると予測されています。

人口予測というのは、かなり正確です。

地球規模の天変地異や疫病蔓延、大戦争が起きない限り、概ねこの通りに推移していくでしょう。

 

ということは、

世界全体の人口が増える → 世界全体のGDPが増える → 世界全体の株価が上がる

という図式は、僕は成り立つと思っています。

もちろん、日本のような人口減少国家の株価の伸びは期待できませんが、ポートフォリオを組み替えて、そのような国家の株式割合を減らしていくでしょうから、対応できるはずです。

したがって、世界全体の株価が上がることを考えれば、「世界経済インデックスファンド」の価値も上がっていくものと想定されます。

 

債権について

世界経済インデックスファンドは、株式に加えて債権にも投資しています。

債権の価値も今後は伸びていくのでしょうか?

僕個人の見解では、世界経済インデックスファンドにおける債権の役割は、以下の2であると考えています。

  1. 低リスクだが低リターン → ベース利益の確保
  2. 株式とトレードオフの関係 → リスクヘッジ

「1」については、説明するまでもないでしょう。

問題は「2」についてです。

SMBC日興証券のホームページでわかりやすく説明してくれています。

継続的に景気が良くなり、金利が上昇する環境下では、金利水準が過熱しつつも、資金調達ニーズの高まりは続き、企業業績向上への期待が高まります。投資対象としての魅了は債券から株式に移り、投資マネーは債券市場から株式市場へ移動するので、下図のような流れで、金利上昇と株価上昇が起こります。

引用:SMBC日興証券ホームページ

 

景気がいいと、企業が積極的に投資しますので、資金調達ニーズが高まります。

資金調達ニーズが多くなるということは、金融機関側が金利を上げても企業が借りてくれるので、金利は上がります。

で、調達した資金を使って企業は設備投資などに活用し、企業活動を拡大させていきます。

となると、業績が上向くことが期待されるので、投資資金は株式に向かうことになり、株価の上昇が起こります。

一方で、債権はリターンが低いので、このような局面では株式よりも魅力は劣ることになり、債権の価格は相対的に低くなります。

反対に、景気が悪くなるときは、逆の動きになります。

 

ということは、株価と債権価格は、反対の動きをすると考えて良さそうです。

世界経済インデックスファンドは、株式と債権の両方に投資することによって、リスクとリターンのバランスを取ろうとしているのだと考えます。

 

つみたてNISAなら手数料等のコストはそれほど高くない

手数料や信託報酬などのコストは気になるところですよね。

バカみたいなコストがかかってしまったら、何をしているのかわからなくなってしまいますもんね。

つみたてNISAなら、冒頭でも述べたとおり、

  • 販売手数料はゼロ
  • 信託報酬は一定水準以下

と抑えられているので、比較的安心ですね。

世界経済インデックスファンドのコストは以下の通りとなっています。

信託報酬を含むファンドの管理費用:0.54%

色々なコストの商品があり、安くもなく、かといって高いわけでもありません

コストが低いつみたてNISAの中でも、中程度のコスト、でしょうか。

 

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

世界経済インデックスファンドは、地球全体の経済成長に投資する商品だと思っています。

その成長を支えるのは、地球全体の人口増加です。

ほぼ確実に増えていくことがわかっているので、僕は安心して投資しています。

つみたてNISAをやられていない方にも、やられている方にも、おすすめできる商品だと思いますよ^^

 

僕のつみたてNISAの実績は↓こちら↓で公開していますので、参考までにどうぞ!

つみたてNISA
等身大の実績公開として, つみたてNISA の実績公開を行っていきます。楽天証券で取り組んでいますが,原則としては月に1度の更新を予定しています。単調な記事にならないように,その月の為替の動きや背景などにも言及していきます。

 

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