Facebookの暗号通貨リブラ”Libra” の概要:あなたは受け入れる準備ができているか?!

Facebookの暗号通貨リブラ(Libra)_受け入れる準備はできていますか? 仮想通貨/ブロックチェーン
Facebookの暗号通貨リブラ(Libra)_受け入れる準備はできていますか?

リブラ “Libra”

 

Facebookが発行する予定の暗号通貨の名称です。

 

落ち着こう。

と自分に言い聞かせています。

Facebookですよ?

ユーザー数が23億人を超えると言われる、マンモス級のSNSですよ?

世界の3人に1人くらいが使っているんですよ?

そのFacebookが暗号通貨を発行するんですよ?!

リブラ ( Libra ) が世界の金融経済にどのような影響を与えるか、想像もつきません。

暗号通貨をジワジワと追いかけてきた僕は、震えるレベルの衝撃を受けました。

本記事では、その衝撃が冷めやらぬままの状態で、リブラ”Libra”を解説していこうと思います。

Kobol
Kobol

ヤバイよヤバイよ。。((((;゚Д゚)))))))

イナタ
イナタ

ちょっと、落ち着きなよ。世界がどのようにひっくり返るのか、楽しみじゃん!

 

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リブラ “Libra” という名前の由来は?(推察)

リブラ”Libra”は、ラテン語で天秤を意味します。

この時点で、恐ろしさが伝わってきませんか?!

天秤は、物事の基準です。

どちらが重いか軽いか決めるのが天秤です。

Facebookのリブラ”Libra”に込められた想いは、「我が価値を決める!」というものではないかと思うのです。

Facebookは、これまでの金融システムを破壊し、新たな価値観とともにリブラ”Libra”を価値の交換手段として普及させていくのではないでしょうか。

僕はそんな気がしてなりません。

これはあくまで、僕の超個人的な見解、というか邪推ですけれども。

 

リブラ ( Libra ) を通じてFacebookが目指すもの

リブラ”Libra”って、通貨の名称でもあるのですが、金融ンフラ全体のことを指すようですね。そのリブラ”Libra”がどのような世界を作っていくのかがホワイトペーパーに”ミッション”という形で記されています。

 

ミッション(達成すべき使命)

リブラ”Libra”のミッションは、

「多くの人びとに力を与える、シンプルで国境のないグローバルな通貨と金融インフラになる」

です。

・・・ん?

案外、普通な感じの目標なのでは・・?と思ってしまいます。

しかし、現実世界では、全く達成されていないことなのです。

銀行などの既存の金融機関による金融サービスは、人を選びます。その時点で、スラム街に住む人びとだったり、荒野で必死に生きている人びとは対象から外れてしまう。

また、国境を挟んで金融サービスを展開しようとすると、複雑化します。それだけ手間も増え、コストもかかります。

結局、気軽に低額の送金ができなくなるので、そもそも外国の家族や友人に送金することさえ難しくなります。

長年指摘されてきた現状の問題であり、これまでも多くのブロックチェーン関連プロジェクトがチャレンジしてきました。

しかし、現段階では全世界で使われるほどの普及には至っていません。

僕も耳にしないし使っていないし、あなたも手にしていないですよね?

 

Facebookは、本腰を上げて、

「多くの人びとに力を 与える、シンプルで国境のないグローバルな通貨と金融インフラになる」

これを達成しようとしています。

 

ミッションを達成するための方策

リブラ”Libra”のホワイトペーパーを読むと、大きく分けて以下の3つの方策で、ミッションの達成を目指していくようです。

 

  1. 安全でスケーラブルで信頼性の高いブロックチェーンを基盤とする
  2. 実態価値を付与するための資産のリザーブを裏付けとする
  3. エコシステムの発展を目指す独立したLibra協会がLibraを運営する

 

 

リブラ ( Libra ) という暗号通貨について

前提となるLibraブロックチェーン

リブラ”Libra”という暗号通貨は、Libraブロックチェーンで動作します。

基本的な動作環境からFacebookが構築しているのですね。

階層概念

階層概念

 

Libraブロックチェーンは“Move”と言われる独自の言語によってプログラムされています。

そして、規模を簡単に拡大することができ、将来的な変更・拡張にも柔軟に対応することができるように構築されています。

暗号通貨はあくまで価値の媒体でしかありません。

暗号通貨は金融のエコシステムという社会の仕組みの上で流通します。

ブロックチェーンは、この「社会の仕組み」を作るために必要な基礎技術なのですね。

 

Libraブロックチェーンを実装するソフトウェアはオープンソース化され,自由な開発を促進します。

暗号通貨リブラ”Libra”を流通させる色々な金融サービスを多くのベンチャーが開発し市場に投入していくことを後押しすることになります。

リブラ”Libra”を爆発的に普及させるための,オープンイノベーション戦略ですね!

 

暗号通貨リブラ”Libra”

リザーブ資産による価値の裏付け

Libraブロックチェーンという強固な土台の上で流通する暗号通貨リブラ”Libra”ですが、ビットコインとの差を明確にする特徴が一つあります。

それは、

価値が裏付けられていること

です。

ビットコインは、「ビットコインには価値がある!」とユーザーが思っていることが価格を維持し,又は上げています。

なので「ビットコインには価値がない!」とユーザーが判断したら、最悪の場合は「値段はゼロ」になり得るのです。

しかし、リブラ”Libra”には、リザーブ資産があります。

リブラには価値の裏付けがある

リブラには価値の裏付けがある

 

例えば、

  • 各国の中央銀行が発行する通貨(銀行預金など)
  • 短期国債

のように、価値が乱高下しにくい資産がリザーブとなり、リブラ”Libra”の価値を担保しています。

しかも、リザーブ資産は、投資適格信用格付けの高い金融機関に保管されることになるので、資産としての安全性も確保されます。

 

リザーブ資産で価値を裏付ける。。。一般的な言葉ではUSDTなどの「ステーブル・コイン」と同じ仕組みですかね^^

 

外貨両替と同じ感覚

リブラ”Libra”は、基本的には外貨両替を同じ感覚で違う国の通貨と交換できます。

例えば、日本円で100リブラを買ったとします。

100リブラを10米ドルと交換しました。

瞬間的には、100リブラが日本円と米ドルとの間に入ったような感覚ですね。

 

日本円と米ドルとを直接両替する場合、為替レートで全てが決まります。

しかし、まず日本円とリブラの交換では、日本側のリザーブ資産の価値変動(ほとんどない)と、米国側のリザーブ資産の価値変動(ほとんどない)が影響しますが、今のところ”ほとんどない”とされています。

なので、リブラ”Libra”を介した両替では、為替レートの影響を減らせると思うのです。

まだ普及していないので、これはわかりませんけどね(´∀`*)

外貨両替と同じ?法定通貨とリブラの関係

外貨両替と同じ?法定通貨とリブラの関係

 

リブラ ( Libra ) の普及を支える仕組み

リブラ”Libra”は、ぽっと出の香ばしいICO案件とは違います。

全世界に普及させて本当に経済活動の中に浸透させていく、本気の姿勢が見られます。

リブラ”Libra”は、普及させていくために環境を整え、仕組みを用意しています。

 

Libra協会

一般的にプロジェクトがうまくいかなくなる理由の一つは、「仲間割れ」です。

利害関係が複雑に絡み合った当事者だけで運営していくと、お互いの利害の調整ができなくなった時に破綻が始まります。

このような事態を防ぐために、独立運営組織が有効です。

リブラ”Libra”では、Libra協会なるものをスイスのジュネーブに置いて、Libra協会がリブラを運営していくことになります。

具体的には、Libra協会の内部に評議会(協会構成会社等から少しずつ選出)が設けられ、重要な意思決定の場合には票数の3分の2の賛成を必要とするなど、民主的な方法が採用されます。

 

また、Libra協会は、上述したリザーブ資産の管理も行います。

さらに、Libra協会は、暗号通貨リブラ”Libra”を発行することできるし、バーン(消却)することのできる唯一の機関です。

リザーブ資産と暗号通貨リブラ”Libra”の双方のコントロールをLibra協会で行うことによって、価値を安定させていくことができると考えます。

 

強力なパートナーの存在

いくらFacebookが強いといっても,リブラ”Libra”による金融システムには非常に多くの会社や個人が関係してきます。

関係者の協力なしでは,プロジェクトの成功は難しいですよね。

その点,リブラ”Libra”には多くの強力なパートナーがいます。

ホワイトペーパーに載っているだけでも、下の図の通りです。

現段階ではこれだけのメンバーですが,2020年の運用開始に伴って100社程度に増えると見込まれています。

Libra協会のメンバー

Libra協会のメンバー

 

メジャーなところだと、以下の企業が参加しています。

世界的な影響力のある会社ばかりですね!プロジェクトの強力な推進役になると考えられます。

  • MasterCard
  • Uber
  • Paypal
  • Spotify
  • ebay
  • VISA
  • vodafone

 

錚々たる企業ですが、MasterCardやVISAからは哀愁が漂ってきていますね。。

クレジットカード会社から哀愁が

クレジットカード会社から哀愁が

 

クレジットカード会社は中抜き手数料で儲けていますが、リブラ”Libra”の普及によってすっ飛ばされる代表格です。

潰されるなら仲間になろう、という心積りでしょうかね。

 

リザーブ資産からの利子を活用して低コスト化と成長を両立

リブラ”Libra”を普及させるにあたり、高いコストが発生しては,なかなか普及させていくことは難しいでしょう。

リブラ”ibra”では,リザーブ資産として預金や債券を予定していると説明しました。ということは,リザーブ資産からある程度のリターンを見込むことができます。

リザーブ資産から得られたリターンを,以下のように活用していきます。

リザーブ資産からの利子の使い道

リザーブ資産からの利子の使い道

 

リザーブ資産から得られたリターンを,システム関係の経費に充てていきます。

これにより,低コストな運用を実現します。

 

また,リザーブ資産から得られたリターンを,出資(Libra協会に加入するなど)してくれた投資家への配当に充てていきます。

これにより,協会への投資を促進させることになるので,さらなる成長を目指します。

 

ユーザー数の多さで一気に普及へ

マーケティングの考え方に,「イノベーター理論」(下図参照)があります。

「キャズム」と言われる溝がくせ者で,キャズムを超えられずに多くの商品やサービスが脱落するのですが,キャズムを超えると一気にマジョリティ達が市場に流れ込んで普及が加速します。

左側の「イノベーター」「アーリーアダプター」を足すと16%ですが,市場普及率16%を超えることが目安になるとされています。

イノベーター理論

イノベーター理論

 

しかし,リブラ”Libra”を考えてみてください。

ユーザー数が20億人程度もいるFacebookのサービスですよ?

Facebookユーザーがせーので使いだしたら,いきなりキャズムを飛び越えてアーリーマジョリティーからのスタートです。

サービスローンチ直後からキャズムを飛び越えるとかって,前代未聞ですよ(笑)。

 

取引は2020年から

リブラ"Libra"の運用開始は2020年

リブラ”Libra”の運用開始は2020年

 

リブラ”Libra”のホワイトペーパーによると,運用開始は2020年とされています。

 

ということは,暗号通貨の取引自体も2020年ということになりますね。

2020年は東京オリンピックもありますし,忙しい年になりそうですね~!!!

 

リブラ “Libra” に関するニュース

ここ数日,リブラ”Libra”に関するニュースが世間をお騒がせ致しております。

「衝撃は計り知れない」「悪影響は大丈夫か」など,議論を呼ぶニュースが目立つ印象です。

それもそのはず,世界の金融システムを揺さぶる影響力を持つリブラ”Libra”ですから,慎重な姿勢になるのは分かりますよね。

 

  • 金融庁「仮想通貨に該当するか判然とせず」
    金融庁はリブラに言及しましたが,明言を避けました。
「仮想通貨に該当するか判然とせず」金融庁、フェイスブックのリブラに言及
金融庁は21日、フェイスブックの仮想通貨「リブラ」に言及し、金融庁内で仮想通貨(暗号資産)に当たるかどうかで議論になっていると述べた。

 

  • オーストラリア中銀総裁「乗り越えるべき壁が多い」
    規制上の多くの壁をクリアすべきと指摘。オーストラリアでは相手の携帯番号を使うだけで5秒で決済できるシステムがあることに触れ,同国での普及が難しいと述べました。
フェイスブックの仮想通貨リブラ「乗り越えるべき壁が多い」 =オーストラリア中銀総裁が発言
オーストラリアの中央銀行にあたるオーストラリア準備銀行(RBA)のフィリップ・ロウ総裁が、フェイスブックが発表した仮想通貨リブラは、すぐには主流の決済手段とはならないだろうと語った。

 

  • 米下院から「待った」
    Facebookがこれまでも個人情報の漏えいを行った事実を挙げ,まだ明確な規制の枠組みがないと指摘しました。
Facebookの暗号通貨「Libra」に米下院が「待った」
Facebookが2020年に提供を開始すると発表した暗号通貨「Libra」について、米下院住宅金融委員会のマキシン・ウォーターズ議長が計画停止を求めた。暗号通貨市場はまだ、明確な規制の枠組みを欠いているため、議会と当局の検討が必要だとしている。

 

おわりに

ここまでお読みいただき,ありがとうございました!

世界企業・Facebookによる暗号通貨リブラ”Libra”,めちゃくちゃ楽しみですね!

僕は導入後すぐに使ってみようと思います^^

続報が入ったら,また記事にしますので,お読みいただけると嬉しいです。

イナタ
イナタ

ハードルはたくさんありそうだけど,応援したくなるね!

Kobol
Kobol

ね!β版でもいいから出してくれないかな~。待ち遠しいよ!

コメント

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