ロボアドバイザーによって最適な資産配分を決めて自動積立をしてくれる「 ウェルスナビ 」。
とっても便利なサービスだと思っています。
投資って,自分自身で取り組むと楽しいことは楽しいですけど,半端な知識で取り組むと負ける可能性がかなり高くなりますよね。
それならいっそのこと,手間をかけずに,プロが運用するファンドに任せてもいいんじゃない?と思うわけです。
今回は,ウェルスナビの『ロボアドバイザー』の部分に少しだけ切り込んでいこうと思います。
特に,自分にあった積立て設定を見つける目安にしてもらえたら嬉しいので,ぜひ読んでみてください^^
ウェルスナビに用意されたナビゲーション機能
ウェルナビは親切なアドバイザーであり,
『自分の投資資金がどのように増えていきそうか』
の予想を教えてくれるんです。
最近のコンピュータの性能はすごいものがあるので,未来も分かってしまうのでしょうか・・・?
そうではなく,あらかじめ一定のルールで計算しておいた結果を表示するだけだと思います。
ここではiOSアプリを使って説明しますね。
ウェルスナビにログインするところは省略させていただくとして,ログイン後のホーム画面から説明していきます。
設定画面までの進み方は,下の図の通りです。

ウェルスナビのおすすめ積立て設定-STEP1

ウェルスナビのおすすめ積立て設定-STEP2

ウェルスナビのおすすめ積立て設定-STEP3

ウェルスナビのおすすめ積立て設定-STEP4&5
1,000万円を貯めるおすすめ設定をナビゲーションで確認
ナビゲーションというより,シミュレーションですね。
資産を運用するための前提条件と結果をそれぞれ示します。
前提条件
以下の2つの条件を固定して,全パターンでナビゲーションを行ってみました。
- 追加投資額:ゼロ(積立て以外には入金しない)
- 目標金額:1,000万円
目標金額1,000万円というのは,いかがでしょうか?
老後に入るタイミングで,例えば60~70歳くらいに1,000万円がひょっこり出てきたら,嬉しいですよね?
僕は嬉しいですよ!
切り崩して年金の足しにするのもよし,世界を旅するのもよし,事業を始めるのもよし。
使い勝手の良い額だと思います。
仮に年金の足しとして月に3万円を切り崩すならば,
3万円/月 × 12月/年 ×28年 = 1,008万円
となるので,向こう30年間弱は,諸々の年金に加えて+3万円の余力が出るわけです。
月に5万円を切り崩そうと思えば,
5万円/月 × 12月/年 ×17年 = 1,020万円
となるので,17年間弱になります。
目標金額として妥当だと思ったので,今回は1,000万円でいきます!
では,1,000万円到達への設定を全部比較したので,ご覧ください!
結果
リスク許容度1
下の図の通りになります。

ウェルスナビのナビゲーション結果-リスク許容度1
1万円~5万円まで1カ月の積立て額を変えてみました。
投資は勝てなければ価値がありません。
なので,1,000万円を達成できる確率が50%以下であれば,僕は手を出しません。
欲を言えば,達成確率が70%は欲しいな~ってことで,70%を超えたあたりの設定がおススメです。
あまりに達成確率が高い部分については,利率を考えずに普通に貯金として積立てても1,000万円が溜まってしまうので,チャレンジし甲斐がないですよね。
ということで,リスク許容度1におけるおすすめ設定は以下の通りです。
- 4万円/月の積立て額 × 20年の積立て期間
- 3万円/月の積立て額 × 25年の積立て期間
リスク許容度2
下の図の通りになります。

ウェルスナビのナビゲーション結果-リスク許容度2
同様の考え方で,リスク許容度2におけるおすすめ設定は以下の通りです。
- 5万円/月の積立て額 × 15年の積立て期間
- 4万円/月の積立て額 × 20年の積立て期間
- 3万円/月の積立て額 × 25年の積立て期間
- 2万円/月の積立て額 × 30年の積立て期間
リスク許容度3
下の図の通りになります。

ウェルスナビのナビゲーション結果-リスク許容度3
同様の考え方で,リスク許容度3におけるおすすめ設定は以下の通りです。
- 5万円/月の積立て額 × 15年の積立て期間
- 4万円/月の積立て額 × 20年の積立て期間
- 3万円/月の積立て額 × 25年の積立て期間
- 2万円/月の積立て額 × 30年の積立て期間
リスク許容度4
下の図の通りになります。

ウェルスナビのナビゲーション結果-リスク許容度4
同様の考え方で,リスク許容度4におけるおすすめ設定は以下の通りです。
- 5万円/月の積立て額 × 15年の積立て期間
- 4万円/月の積立て額 × 20年の積立て期間
- 3万円/月の積立て額 × 25年の積立て期間
- 2万円/月の積立て額 × 30年の積立て期間
リスク許容度5
下の図の通りになります。

ウェルスナビのナビゲーション結果-リスク許容度5
同様の考え方で,リスク許容度2におけるおすすめ設定は以下の通りです。
- 5万円/月の積立て額 × 15年の積立て期間
- 4万円/月の積立て額 × 20年の積立て期間
- 3万円/月の積立て額 × 20年の積立て期間
- 3万円/月の積立て額 × 25年の積立て期間
- 2万円/月の積立て額 × 30年の積立て期間
おすすめ設定のまとめ(1,000万円を貯める)
おすすめの設定をまとめます。
1,000万円を貯めるのにおすすめの設定は以下の通りです。
どの方法でいくかは,あなた次第です!

ウェルスナビ-1000万円を貯めるおすすめ設定
500万円を貯める場合のおすすめ設定
1,000万円が老後にポンっと出てきたら,嬉しいですよね~!
ただ,500万円でも十分に嬉しいと思いますよ。
ほったらかし投資で,気が付いたときには500万円が手に入ると思うと,並みのラッキー感ではありません。
老後に500万円がひょっこり出てきたら,あなたならどうします?
- 20年間,1カ月に2万円の余裕を作る
- 13年間,1カ月に3万円の余裕を作る
- 農地と農具を買って,半農生活を送る
などなど,使い出がありますよね。
ということで,500万円を貯めるおすすめ設定についても,やってみました。
参考になれば嬉しいです^^

ウェルスナビ-500万円を貯めるおすすめ設定
おわりに
本記事では,ウェルスナビのナビゲーション機能を使って,一定金額を貯めるためのおすすめの設定を考えてみました。
絞り込みに使った条件は以下の2つです。
- 達成確率70%以上
- 普通に貯金しても目標金額が貯まってしまう設定は除外
この設定のどれを選ぶかはあなた次第です。
設定に迷っている方の参考になれば,嬉しいです^^
今回は5年単位で検討しましたが,ウェルスナビは1年単位で積立て期間を設定できるので,微調整はご自身でやっていただければと思います。
ウェルスナビには他にも『ライフプラン』『リバランス』『長期割』などがあるので,良ければ記事を参照してみてくださいね(^^)
実績も公開中なので,こちらも参考になると思います!

コメント
[…] […]
[…] ウェルスナビ | ナビゲーション機能でおすすめ積立設定を解説! | ほったらかし投資ブログ より: 2020年3月24日 07:28 […]