つみたてNISA、やっていますか?
僕は楽天証券で月額1万円程度でやっていますよ。
日本国民全体への普及状況を記事にしてあるので,目安として眺めてみると面白いです。

つみたてNISAには「上限の枠」が存在しますが,僕の積立て額は月1万円ほどではまだまだ枠に届いていないので,もっと増やしてもいいかなって思っているところです。

僕は老後に心配しなくてもいいように、つみたてNISAも利用しながら淡々と積み立てて準備していきます。
老後資金に関して記事を書いたので、こちらもお読みいただけると嬉しいです。

つみたてNISAを初めてしばらく経ちましたが、最近までは
『つみたてNISAって便利だなぁ。自動で資産形成できるぞ!』
とか思っていたのですが、ふとあるとき思いました。
『楽天証券口座への入金、めんどくさくね?』
と。
つみたてNISAって、僕の場合,楽天証券の口座に入っている日本円がどんどん使われていきます。
なので、楽天証券の口座の日本円を切らさないように、必要に応じて入金したり、ときどきチェックする必要があるのです。
つみたてNISAの自動引き落としのタイミングで残高が不足していると、当然のことながら積立がなされません。
3回連続で積立がなされないと、積立設定が解除されてしまうのです!
えっ、面倒くさいって言っても、残高を確認したり、たまに入金するだけの手間でしょ?

そう!たったそれだけなんだよ、たったそれだけなんだけど、頭の片隅に常に懸念事項として残っている状態って、結構負担に感じるんだよね。
ということで、僕は楽をする方法を見つけてしまいました。
『楽をしたい!』って、強力な原動力になりますね。
楽天証券のつみたてNISA用資金を自動で入金する全体像
つみたてNISA用資金を自動で入金する方法の全体像を、下の図にまとめます。

マネーブリッジとスイープの関係
マネーブリッジというサービスを設定した後に,自動入出金(スイープ)を設定するのです。
下の図は楽天証券のホームページに載っているものですが,楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」を設定することで,「自動入出金(スイープ)」を使えるようになるのです。

楽天証券-マネーブリッジ
マネーブリッジ

楽天証券-マネーブリッジのイメージ
マネーブリッジは,楽天銀行と楽天証券を連携させるサービスです。
連携させることで色々なメリットを得られるので,やらない手はありませんね!
まずはマネーブリッジの設定からいきます。
すでに設定してある方は,飛ばしていただいてOKです。
マネーブリッジの設定方法
楽天証券にログインし,マイページの最上段にある「マネーブリッジ」のアイコンをクリックします。

楽天証券-マネーブリッジ設定方法-1
あとは,画面に従って進めていけば簡単に設定できますよ^^
僕は土曜日に設定したので,有効化は月曜日までお預けでした(;’∀’)
マネーブリッジのメリット
マネーブリッジには複数のメリットがありますが,主要なものを挙げると以下の3つです。
- 自動入出金(スイープ)
- 楽天銀行の普通預金の金利が0.10%
- ハッピープログラム
自動入出金(スイープ)
今回の記事の主張ポイントはここです。
つみたてNISAの資金をいちいち楽天証券に入れておかなくても,楽天銀行から自動で入金してくれます。
その逆もあり,楽天証券の現金も自動で楽天銀行に出金してくれます。
どういうことか,図にしてみますね。
-イメージ-e1561558463263.jpg)
楽天証券-自動入出金(スイープ)-イメージ
後ほど,詳しく説明します!
楽天銀行の普通預金の金利が0.10%
普通預金の金利って、2019年6月25日時点では↓このくらいです。
金利がこれだけ低いと、日本円で貯金をするメリットって(ペイオフ範囲なら)元本保証くらいですかね。。
マネーブリッジを設定すれば、普通預金の金利が0.1%になります!
メガバンクの100倍の金利!
- メガバンク:100万円を1年間預けておいたら、10円の利子が付きます。
- 楽天銀行:100万円を1年間預けておいたら、1,000円の利子が付きます。
10円ではうまい棒くらいしか買えませんが、1,000円あればランチを食べられますよね^^
この金利は嬉しい!
ハッピープログラム
ハッピープログラムはもともと楽天銀行側のサービスです。

楽天銀行と楽天証券とを連携することによって,楽天証券の取引にもハッピープログラムの効力が及ぶのです。

楽天証券での株取引等の実績に応じて楽天スーパーポイントが貯まっていくのですが,どうやらつみたてNISAは対象外?のようですね。
なので,ここでは掘り下げませんm(__)m
マネーブリッジのデメリット
マネーブリッジにデメリットなんてあるのでしょうか・・・?
なかなか見当たりませんが、敢えていうなら、
楽天証券でつみたてNISAをするなら、楽天銀行に十分なお金を入れておかないと、楽天銀行の資金が枯渇する
ですかね。
楽天銀行の資金だけを気にしておけばいいので、楽なんですけどね!
マネーブリッジの設定前は、楽天証券と楽天銀行の両方を気にかける必要があったことを考えると、これはデメリットというには厳しいかもしれません。。
自動入出金(スイープ)の設定方法
続いては,自動入出金(スイープ)の設定です。
マネーブリッジをすでに設定してある方は,ここから開始です。
ログイン後に,画面右上の『設定・変更』にカーソルを合わせると,ポップアップウィンドウが出てきますので,『楽天銀行連携』をクリックします。
設定方法-1-e1561555504701.jpg)
楽天証券-自動入出金(スイープ)設定方法-1
下のような画面になるので,
- (左側)自動出金時に楽天証券に残す金額
- (右側)自動入金時に楽天銀行に残す金額
をそれぞれ設定します。
設定方法-2-e1561555562986.jpg)
楽天証券-自動入出金(スイープ)設定方法-2
『自動出金時に楽天証券に残す金額』ですが,楽天証券に残っている余剰の日本円を毎晩楽天銀行の口座に出金してくれるのです。
この時に,楽天証券に残しておきたい最低金額を決めます。ちなみに僕はゼロにしてあります。
ほったらかし投資をやると決めている以上,売買を気にする株式等には手を出さず,ひたすらつみたてNISAにお任せなので,楽天証券に日本円を残しておく必要がないからです。
「自動入金時に楽天銀行に残す金額」ですが,つみたてNISA用の資金を,その都度楽天銀行から楽天証券に移動させてくれます。
この時に,楽天銀行に残しておきたい最低金額を決めます。ちなみに僕はゼロにしてありますが,深い意味はありません。
楽天銀行の口座残高がゼロになったらどうするの?

それは避けたい事態だよね!楽天証券に送る日本円がないってことだから,つみたてNISAの積立てができない。3回連続で積立てに失敗すると,積立て設定が解除されちゃうもんね。だけど,1回失敗した時点でアラートメールが届くから,そこで気付いて対応すればいいんだよ。
僕は,楽天銀行には定期的に日本を入れる仕組みを作ってあるから,楽天銀行の日本円が枯渇することは心配していないよ^^
おわりに
ここまでお読みいただき,ありがとうございました!
僕は,自動入出金(スイープ)を設定した翌営業日には,楽天証券の日本円の全額が楽天銀行に移動しました。
『自動出金時に楽天証券に残す金額』をゼロにしているからですね。
楽天証券・楽天銀行の対応の速さが伝わりますね^^
つみたてNISAをしていくにあたって,常に楽天証券の口座の日本円残高を気にするのは,脳のメモリの無駄遣いに他なりません。
マネーブリッジを設定して自動入出金(スイープ)を設定することで,手放しの仕組みを作って,空いた脳のメモリを他のことに使いたいですね!
つみたてNISAの実績を定期的にまとめているので,よければ除いてみてくださいね^^

コメント