
(同期)
実は最近さ,投資を始めたんだよ~!え?君は投資していないの?

まだ焦るような時間じゃない。

(友人)
資産運用を始めたんだけど,面白くって!

う。。ま,まだ焦るような時間じゃぁ。。ない。。よね。。
この状況にうんざりしている頃でしょうか?
30代にもなると,『投資』『資産形成』『資産運用』というキーワードが周りから聴こえてきますよね。
それもそのはず。QUICK資産運用研究所による2018年の調査結果を見ると、30代の約53%が『非常に必要性を感じる』または『やや必要性を感じる』と回答しています。
あなたはこう思うのではないでしょうか。
- 投資かぁ。。自分もそろそろ始めた方がいいのかな・・?
- 周りに取り残されそうな状況に焦る。。。
- 資産運用に対して納得してから始めたい!
- 資産運用を始めるにしても,何から手を付けたらいいのか分からない。
本記事はあなたの背中をそっと支える記事になっています。
背中を強引に押すつもりはありません。
資産運用に対する理解を深め,ご自分の足で1歩を踏み出してもらえたら嬉しいです。
本記事では,
- 30代で資産運用を始めるべき理由5つ
- 30代の資産運用ですぐに実行できる戦略
を解説します。
本記事を読み終えると,自分の足で資産運用に踏み出すことができ,周りと比べて焦ることもなくなります。
30代。今すぐ資産運用を始めるべき3つの理由

30代。今すぐ資産運用を始めるべき5つの理由
30代は老後に逃げ切れない

30代は老後に逃げ切れないことが明らか
30代は,老後に逃げ切れません。
つまり,30代は十分な年金で豊かに暮らして生涯を終えることができないのです。このままでは。
根拠は,『年金支給額の低下』と『平均寿命の続伸』です。
- 根拠1:年金支給額の低下
下のグラフは,厚生労働省の『令和元年版高齢社会白書(全体版) 』のうち『高齢化の状況』のデータを使って作成したものです。

65歳以上1人を支える15-64歳の人数推移
30代が65歳以上となるのは,概ね2050年頃ですが,税金を納めて年金を支えてくれるはずの15歳~64歳は1.3人しかいません。
1.3人ですよ?
騎馬戦すらできませんよ?ほとんど『おんぶ』の状態です。
年金を納める人数が減った場合,年金支給額を維持する方法は以下の3つです。
①高齢者の人数を減らす
②高齢者への年金支給額を減らす
③現役世代の年金納付額を増やす
①は倫理的にアウトだし,次に説明する寿命の延長が起きるので止められません。
バランスを見ながら②と③を同時に行うことになると思います。
しかし,③は軽めでしょう。なぜなら、国家を支える主役は現役世代なので,年金負担を増やすと消費が激減して経済が回らなくなるからです。
②のウェイトを重くして,未来の高齢者の年金支給額を減らすと考えられます。
- 根拠2:平均寿命の爆伸
厚生労働省の『高齢化白書(全体版) 』のうち『第1章 第1節 1(2)将来推計人口でみる50年後の日本』のデータを使って平均寿命の実績と予測をグラフ化しました。

平均寿命の実績と予測
確かに平均寿命は伸びると予測されています。
しかし,実際には予測以上のことが起きるはずです。なぜなら,iPS細胞などの技術が加速度的に発達するために,医療が爆発的に進歩するからです。
進歩を支えるのは,人工知能や量子コンピュータによる天文学的な計算能力です。
死亡の主要な原因であるガンも,

(未来の医師)
膵臓ガンが80%の確率で1年後に発生するので,あなたの細胞から作った『膵臓のもと』を注射しておきましょう。1カ月ほどで膵臓が入れ替わりますよ。
こんな風に、高精度予測と再生医療によって,未然に防がれる日が来るでしょう。
30代には、簡単には死なない未来が待っているのです。
平均寿命が爆伸して,現在の予測を上回るはずです。
力を入れて説明しましたが,『年金支給額の低下』『平均寿命の爆伸』によって,今の30代は十分な年金で豊かに暮らして生涯を終えることができないのです。
30代は時間を味方に付けられる

30代は時間を味方に付けられる
30代は時間を味方に付けられます。
長き時間が,自分の資産運用の味方になってくれるのです。
理由を解説します。
以下の条件で資産の増え方を試算しました。
- 資産運用の資金:300万円
- 年利(利回り):2%
- 運用期間:35歳 → 65歳の30年間

35歳から3%で35年間複利で運用した結果
資産運用の結果,728万円まで増えました。
30年間という時間に助けられ,資金が+428万円となったのです。
仮に55歳までの20年間なら542万円(+242万円),45歳までの10年間なら403万円(+103万円)となります。
- 30年間:+428万円
- 20年間:+242万円
- 10年間:+103万円
並べてみると,運用期間が長いことの優位性が分かります。
もう1つ,計算例を比較してみます。

65歳までに300万円を600万円に増やすための年利
資産の300万円を、複利運用で65歳までに600万円に増やす場合,運用開始年齢による年利の違いは以下の通りです。
- 35歳の人:2.3%
- 55歳の人:7.2%
2.3%なら,比較的実現しやすい年利(利回り)ですが,7.2%となると,かなり攻める必要があります。
攻めの年利を実現するには,リスクも大きくなります。
30代は,時間を味方につけることで低いリスクでの資産形成が可能なのです。
大事なことなので,繰り返します。
30代は,時間を味方に付けられます。
55歳の場合の試算結果から分かる通り,年月が経つごとに『時間の味方効果』は薄れていきます。
30代は仕事や家庭で資産形成の時間を取れなくなる頃

仕事や家庭で資産形成の時間を取れなくなってきた
30代になると,仕事や家庭での責任が増え,自分の時間を取りにくくなりますよね。
しかし,今後はもっと忙しくなるはず。
資産運用を30代で始めなければ,

忙しくて資産運用なんてやってられないよ~!
と,数年後に言っていることでしょう。
資産運用の中には,ほったらかしでOKの方法もありますので,始めさえすれば自分の代わりに資産を増やしてくれるものもあります。
身動きが取れなくなる前に,資産運用の世界に片足だけでも入れておくべきなのです。
30代の資産運用ですぐに実行できる戦略

30代の資産運用ですぐに実行できる投資戦略
30代は資産運用をすべきだー!と,一方的に投げるだけではなく,戦略もお伝えします。
僕が実践している方法で,その効力を実感しています。
30代の資産運用の大方針:並行作業という時間の魔法を駆使
30代ですぐに実行できる資産運用の戦略は,『並行作業という時間の魔法を駆使する』です。
忙しくなってきている中で,時間を味方に付けて効率的に資産運用を行いたいのなら,この方法です。
具体的は,下の絵の通りです。

資産運用の方針:並行作業という時間の魔法を駆使
時間は誰にとっても平等ですが,自分が何人もいたら,その分だけ時間を使えることになりますよね?
例えば自分が5人いたら,1日は24時間×5人で120時間に相当します。
自分の分身が増えた分だけ使える時間が増えるわけですね。
資産運用における自分の分身は『自分のお金』です。
以下の具体策は僕からの提案です。
30代の資産運用の具体策1: つみたてNISA
具体策1は,つみたてNISAを始めることです。
政府が用意してくれた資産の運用制度なので安心感は抜群です。
非常に多くの投資信託の銘柄から選んだものをコツコツと積み立てて購入していくものです。
自分が寝ても起きても,いついかなる時でも,自動で積み立ててくれて投資を行ってくれます。
また,定額積立てなので,ドルコスト平均法でリスクも低減できます。

忙しい30代が取り組むには良い制度だと思います。
僕には政府の↓心の声↓が聴こえます。。。
『将来的には年金が減るから,つみたてNISAで資産形成をよろしく!制度は用意したからね~!』
僕もつみたてNISAで資産を形成しているので,自信を持って『これ,良いですよ』とおすすめできるんです。
参考記事を置いておくので,ぜひ読んでみてください。
- 始めようと思ったら ⇒ 楽天証券の公式ページ
- 投資商品に迷ったら ⇒ 世界経済インデックスファンドと,iFree S&P500インデックスファンドの解説記事
繰り返しますが,具体策1は,つみたてNISAを始めることです(おすすめの証券会社は楽天証券)。
30代の資産運用の具体策2: 積立FX
具体策2は,積立FXを始めることです。狙いはスワップポイントです。
使用する証券会社はSBIFXトレードです。
積立FXをおすすめする理由は以下です。
- ドルコスト平均法によるリスクの最小化
- 自動積立てなので手間いらず
- トレードしないことによる精神の安定
- スワップポイントで資産を形成
SBIFXトレードでの積立FXの活用方法を記事にしたので,詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。
スワップポイントの仕組み,スワップポイント投資の実績も記事にしてあるので,参考になれば嬉しいです。
もう一度言いますね。
具体策の2つ目は,SBIFXトレードで積立FXを始めることです。
30代の資産運用の具体策3: 学習
資産運用の具体策1と2は,手間いらずな方法です。
つまり,あなたの時間はまだ資産運用に奪われていません。
そこで,具体策の3番目は,『学習』です。
なぜなら,資産運用はとても奥が深く,次々に新しい商品や手法が出てくるため,知識や経験のアップデートが必須だからです。
僕の場合,資産運用関連の学習方法は以下の3つです。
- 本や書籍
- 友人との情報交換(MBAつながりの友人は本当に頼りになります)
- 実践(少額で試行錯誤を繰り返して学ぶ)
本に関しては,次に『資産運用 超入門』を読もうと思って買いました。
資産運用方法について一通りの知識はありますが,新しい制度や仕組みがないかを確認するために読みます。
もし,投資の話ができるご友人がいたら,共闘のつもりで情報交換することをおすすめします。
お互いの知識や経験を共有することでお互いが成長できるので,やらない手はありません。
また、このブログでも,
- つみたてNISA
- FXのスワップポイント
- ロボアドバイザーのWealthNavi
を中心に,学びを記事にして公開していくので,また訪問していただけたら嬉しいです。
繰り返しになりますが、資産運用の具体策の3つ目は,具体策1と2でセーブできた時間を使った『学習』です。
まとめ
本記事では、30代が今すぐ資産運用を始めるべき理由を3つお伝えしました。
- 30代は老後に逃げ切れない
- 30代は時間を味方に付けられる
- 30代は仕事や家庭で資産形成の時間を取れなくなる頃
また、30代の資産運用で今すぐ実行できる戦略として、以下をお伝えしました。
- 大方針は『お金と自分の並行作業』
- 具体策1は、つみたてNISA(おすすめは
楽天証券)
- 具体策2は、積立FX(おすすめはSBIFXトレード)
- 具体策3は、友人や書籍などを通じた学習
30代は公私ともに忙しくなる頃ですが、資産運用にも取り組みたい時期です。
一緒に頑張りましょう(^_^)
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