夫や彼氏、兄弟がFXにハマって多額のお金を使い込んでいる。。。
そんな話を聞くことがあります。
FXをやめさせたいんだけど,どうしたらいいのか、どのように相手と向き合えばいいのか、悩んでいませんか?
この記事を読むと、対処の方向性が見えてくるはずです。
悩んでいる部分と違ったところに問題があるかもしれず、その点をまとめてお伝えする記事なので、きっと気付きがあります。
この記事では、FXに依存してしまう男性の根本的な問題とおすすめの対処方法を伝えていきます。
記事を読み終える頃には、悩んでいるだけの状態から、1歩動き出すための方向が見えてきます!
FXをやめさせたい!その前に押さえる4つのポイント
お相手が何かに取り憑かれたかのようにFXにのめり込み、お金を使い込んでいく。
気が気じゃないでしょう。
将来がどうなってしまうのか?家族の生活はどうなるのか?とても不安ですよね💦
整理してお話するので、少しだけ読み進めてほしいです。
FXとは何か?
FXの名称は、Foreign eXchange(外国為替取引)からとったものです。
世界に存在する様々な通貨を売買することによって、為替が変動した時の『差』が利益又は損失になります。
外為オンラインの公式サイトの説明がわかりやすいので、FXについてじっくりと知りたい場合にはお読みください。
男がFXにハマる理由

なぜ男はFXにハマるのか

私の夫(彼氏)はなぜFXにハマるんだろう・・・?
当然の疑問ですよね。想像を超えているのでしょう。
結論から言うと、オス(雄)だからです。
男は負けず嫌いです。勝負となれば負けるわけにはいきません。
しかし、あなたの夫(彼氏)が飛び込んだFXの市場は、ピラニアやサメがウヨウヨと泳いでいるような死の海です。
ピラニアやサメの彼らには巨額の資金があるため、取引を誘導することもできます。プロ集団に挑んだあなたのパートナーは、当たり前のように負けます。
ところが、獲物を追いかけていた原始の時代を考えると、獲物を取れずに集落に帰れば、お腹を空かせた家族が飢えてしまいます。
収穫無しで帰るわけにはいかないので、意地でも獲物を追いかけ回して仕留めようとします。たとえ満身創痍になろうとも。
FXの市場でも、DNAに刻まれた古の記憶からか、負けた分を取り戻そうとします。必ず勝って利益を手にしてやるッ!と。
勝負事に熱くなりやすい男として、普通にハマってしまうのです。
その闘争心、オスとしてはむしろ正常なのかもしれませんが、発揮する場所を間違えてはいけませんよね。
FXの損失が大きくなる理由

FXの損失はなぜ大きくなるのか
困っている女性の話を聞くと、パートナーは自分のお金だけでなく、家庭のお金、さらには借金したお金までFXにつぎ込んでいます。
何百万円、ひどい場合は何千万円も。
スマホやPCを使って、ネットでサクッとやっているだけなのに、なぜ多額のお金が消えるのか、不思議ですよね。
結論から言うと、『レバレッジ』と言う仕組みがあるからです。レバレッジがFXの魅力でもあり、怖いところでもあるのですが。
あなたはテコの原理をご存知でしょうか?FXでは『レバレッジ』とも呼ばれます。

レバレッジ-少ない資金で大規模な取引が可能に
レバレッジのイメージは上の図の通りです。支えをうまく置けば、少ない力で大きなモノを持ち上げることができます。理科で習ったテコの原理ですね。
FXも同様で、少ない資金で大規模な取引ができるのです。この場合、『支え』や棒の役目はFX会社が担います。
少ない資金で勝負して、勝てば大きな利益を得られます。しかし、負ければ資金を失います。
通常は『ロスカット』という仕組みがあるため、自分の口座に入っている資金以上の損失は出ません。しかし、場合によっては借金まで負うこともあります。
↓ロスカットの体験記↓です。僕の方法だと大きな損失は出ませんでした。


↓FXで借金を負う仕組み↓です。絶対に避けたい事象です。

FXでは、『レバレッジ』という『夢を見させる仕組み』によって、人に期待を抱かせます。その結果、高いレバレッジをかけてしまい、負けたときの損失を膨れ上がらせていくのです。
お互いの責任感のぶつかり合い
僕は当事者ではないので、無闇にアドバイスをすることは控えます。ただ、『お互いの責任感がぶつかっているのでは?』と思うことがあります。
【パートナー】

家族に少しでも楽してもらうために,FXで稼ぐか!
【あなた】

家計をしっかり守って、子供達も育てていかなきゃ!
もしそうだとすると、お互いの本当の目的は、『家族』に向いていますよね?
FXに夢中になることも、家計のためにFXをやめさせたい!と願うことも、結局は『家族を守り、豊かに暮らす』という目的があるから、ではないでしょうか。
仮にそうだとしたなら、『家族を守り、豊かに暮らす』ための方法を、一緒に考えてみることをおすすめします。
FXは選択肢の一つに過ぎないことにパートナーが気付いてくれるなら、他の方法を探ることもできます。
1つの家族を守る共闘パートナーですから、同じ方向を向いて協力し合って行きたいですよね。
もし話し合いすらできないほど、パートナーがFXにのめり込んでいるのなら、以下に紹介する次の手が必要です。
FXをやめさせる方法
専門医の診断・治療

専門医に早めの相談を
話し合いにすらならない。
狂ったようにFXにお金をつぎ込んでいく。。。
そうなったら、パートナーはすでに『ギャンブル依存症』になっているかもしれません。
その場合は専門医の診断・治療を受けた方が良いです。
米国精神医学会が作成した『精神障害診断基準集』(DSM5)によると、以下の①〜⑨に4つ以上該当した場合には、アメリカで『ギャンブル障害』と診断するとのことです。
☆中でも特に①が重要☆
日本では、『一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター』に相談できる窓口があります。
年中無休・24時間受付のサポートコールもあるので、ためらわずに相談してみることをおすすめします。
相手への伝え方

相手に寄り添う伝え方を
上記の①〜⑨で確認した結果、パートナーがギャンブル依存の状態にあることが濃厚になったとします。
ただ、どうやって伝えるか。。。考えてしまいますよね。
結論から言うと、『男性脳に合わせて、事実と論理で』です。
まず、『FXで稼いで家族を楽に!!』と思っている男性は、オス度が高いです。
となれば、プライドも高いでしょう。
『すぐに病院に!』と言いたい気持ちを一旦横に置いて、上で紹介した判断基準にチェックをつけて渡してはどうでしょうか?
オス度が高いなら、脳もかなり男性脳のはずです。男性脳に感情論で挑んでも意味がありません。男性脳は感情への共感がとても苦手だからです。
代わりに、男性脳は目に見える事実と論理を受け入れやすいのです。あ,権威ある『米国精神医学会』と言うキーワードも忘れずに。
また、人格が悪いのではなく、脳機能が少し障害が出ているだけで、治療も可能なのだと伝えてほしいです。
専門機関である『一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター』ができるくらいですから、れっきとした疾患です。
お互いが冷静でいられるなら、『FXで稼いだとして、その先は・・・?』と聴いてみてください。
『家族を。。。』を引き出したら勝ちです。
『私も同じものを目指しているんだよ。他に方法があるはずだから、一緒に考えよ?』と。
共闘のパートナーであることをわかってもらうように話してみてはどうでしょうか。
まとめ
『FXをやめさせたい!』と不安になっているあなたに向けて,本記事では以下の内容をお伝えしました。
- FXに男がハマるのは、オス(雄)の性質が関係している
→DNAに刻まれた狩猟本能で獲物(現代ではお金)を追いかけざるを得ないのかも。 - 『レバレッジ』があるからFXに大金が消える
→少額の資金で大規模な取引ができます。勝てば利益は大きいですが、負ければ損失も大きくなります。高いレバレッジをかければ,ハイリスクハイリターンですね。 - お互いの責任感のぶつかり合いかも?!
→お互いが向かう先は『家族の幸せ』だったりしませんか?FXで稼いでその先は?と目的を聞き出してみてください。 - ギャンブル依存症の疑いが濃厚なら、専門医へ!
→米国精神医学会の基準を使って、依存状態なのかを確かめられます。日本にも『一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター』があり、年中無休・24時間受付のサポートコールがあるので、ぜひ利用を。 - 男性脳に合わせた伝え方を!
→男性脳は感情論が苦手です。代わりに、事実と論理は得意。男性脳の性質をうまく利用して伝えてみてくださいね。
僕個人としては、悩んでいるよりも、ギャンブル依存症の可能性を確かめてみる方が解決が早いと思います。
パートナーに伝える時は、『米国精神医学会という権威』『チェックシートで出た結果』を持って,男性脳に合わせた方法を心掛けてくださいね(^^)
パートナーがFXから解放され、穏やかな幸せが戻ってくることを祈っています。
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コメント
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