【感想】『サピエンス全史(上)』~この人だれ?ただの天才なの?

【感想】『サピエンス全史(上)』~この人だれ?ただの天才なの? おすすめ書籍
【感想】『サピエンス全史(上)』~この人だれ?ただの天才なの?
Kobol
Kobol

『なんだこの人、天才?』

 

僕の感想です。

最初の数ページを読んだだけで、そう思いました。

 

手に取るあなたも、覚悟して読んでくださいね?!

ヒトという種の叡智を垣間見て、恐れすら感じると思いますよ!

 

では、『サピエンス全史(上)』の魅力をご紹介します。

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天才の正体・ユヴァル=ノア=ハラリ

天才の正体・ユヴァル=ノア=ハラリ

天才の正体・ユヴァル=ノア=ハラリ

 

本の裏表紙に写真が載っています、ユヴァルの。

『賢人』を通り越して『鬼才』って感じの風貌です。

 

ユヴァルはね、なかなか個性がユニークなんですよ。

  • ユダヤ人
  • 歴史学者
  • 仏教徒
  • ゲイ

この4属性を持つ人って、世界に何人いるんだろう?ってくらいユニークです。

 

イナタ
イナタ

何でこんな鬼才がこれまであまり知られていなかったんだろうね?

Kobol
Kobol

不思議だよね。1つには、本書以降を除いて著書が3冊という少なさがあるかもしれないね。メディアで対外的にバンバン発信するよりも研究に熱を入れる学者さんなのかも。

 

ユダヤ人は高知能のイメージが強いですよね。

御多分に洩れず、ユヴァルも宇宙人クラスの知能を持っているんじゃないか。。。と思えてなりません。

 

とても僕と同じ生物とは思えない。。!!!

 

一言レビュー

一言レビュー

一言レビュー

 

『サピエンス全史(上)』を一言で表すと、『ホモ・サピエンスが飛躍する前半戦の謎解き』ですかね。

 

あまりうまいこと言えてないですが、気になっていた謎が解明されていくんです。

 

流れはこんな感じ。

  1. 認知革命~ホモ・サピエンスがどうやって生き残ったか
  2. 農業革命~狩猟採集から農業への移行
  3. 人類の統一~世界は統一の方向へ

 

まじかーーーー!!の連続!

鳥肌が立つほどの驚きの発見がそこかしこに散らばっているんですよ。

 

注目した3つのポイント

注目した3つのポイント

注目した3つのポイント

 

僕が本書で特に注目した3つのポイントは、以下の通りです。

 

虚構と協力

虚構と協力

虚構と協力

 

ホモ・サピエンスは約7万年前にアフリカを飛び出し、中東、ヨーロッパ、東アジアへ一気に進出したようなのです。

それらの地域には先住のネアンデルタール人やその他の人類種がいたのに、追い払ってしまったと。

 

何が成功要因だったかと言えば、『大集団での協力』とされています。

ネアンデルタール人は数人~十数人の集団を形成したのに対して、ホモ·サピエンスは数十人、数百人もの大集団を形成していたそうなんです。

 

大集団での協力。

その鍵を握っていたのが、『虚構を作り出せる認知能力』だそうです。

だから本書の最初の章が『認知革命』なんですよね。

 

虚構を作れると何がすごいかって、時間や空間を超えた事柄について説明し、それを想像し信じることができるんです。

 

類人猿の中には『気をつけろ!ライオンだ!』と警告できるものは多く存在しますが、ホモ・サピエンスはそれ以上のことができたんです。

 

例えば、『今朝、川の近くでライオンが寝ていた。あの山の向こうで、ここから遠くないから、気をつけたほうがいい』とか『ライオンは神聖な動物で、我が部族の守護神だ』などと、今そこにある現実とは離れたことについて話し、想像できたんですよね。

 

だから『あいつとあいつは仲がいい』『あいつは信用できる/できない』などの噂話もできたので、大集団になっても関係を深めることができたとされています。

 

人間は○○の奴隷?!

人間は○○の奴隷?!

人間は○○の奴隷?!

 

第2章の農業革命でも驚きがありました。

人間は小麦、稲、ジャガイモなどの植物の奴隷だというのです。

イナタ
イナタ

え?人間がうまく栽培してコントロールするんだから、逆じゃない?

Kobol
Kobol

そう思うよね?でも実のところ、見方を変えると逆らしいんだよね。

 

そうなんです。

小麦などを栽培するようになって、人類には義務が大幅に増えました。

  1. 土を耕す
  2. ある時期にタネをまく
  3. 水や肥料を定期的に与える
  4. 害虫から守る
  5. ある時期に収穫する

 

こういった重労働を朝から晩まで汗水たらして行って初めて、十分な食料を得られたのです。

この生活、まるで小麦様に仕える奴隷のようですよね。

小麦様と人間

小麦様と人間

 

小麦様を中心に世界が回っていて,小麦様が不作になれば、奴隷である人間が飢え死にします。

 

まさに王のような小麦様ですよね。

 

農業革命の結果、得られる食物の総量は増えたのですが、人口爆発と飽食のエリート層の誕生につながり、農耕民が裕福になることはなかったと言われています。

ユヴァルは本章の中で、『農業革命は市場最大の詐欺だった』とも表現していますからね。

 

今や、小麦様や稲様などのために、ドローンや遠隔操作マシーン、人工知能、環境に配慮した肥料など、至れり尽くせりで奴隷·人類が知恵を絞って絞って大変です。

 

小麦様たちは最大の勝ち組かもしれませんね。

 

話の『飛び』の少なさ

話の『飛び』の少なさ

話の『飛び』の少なさ

 

本書全体ですが、説明が丁寧だな~と感じます。

話の内容はとても難しいことのはずなのに、置いてけぼりにされないんですよね。

 

それは話が飛ばないからだと思います。

 

例えばですが、

  • Aは人を殺めてしまった
  • Aを死刑に処す

Aが言われたら、『何で死刑なんだよ?!』ってなります。

 

そこで、

  • 人を殺したものは死刑に処される(ルール)
  • Aは人を殺めてしまった
  • Aを死刑に処す

となれば、ルール通りのことが行われているので、反論できません。

 

これは一例ですが、論理に飛躍がなく丁寧に説明されると、話について行くことができます。

 

サピエンス全史(上)では、ユヴァルの知性あってこその『素人にもわかりやすい説明』が一貫していると感じるんです。

 

内容は難しくても、読むのは比較的難しくない本なんです。

 

まとめ~『サピエンス全史(上)』

まとめ~『サピエンス全史(上)』

まとめ~『サピエンス全史(上)』

本記事では、『サピエンス全史(上)』の書評をお伝えしました。

 

著者のユヴァル=ノア=ハラリは、稀有な属性をもつ稀代の歴史学者で、まさに『天才』!

 

個人的な着目ポイントとして、以下3点をご紹介しました。

  • 虚構と協力
  • 人類は○○の奴隷?!
  • 話の『飛び』の少なさ

 

ぜひお手にとって、天才が紡ぎ出す人類躍進の黎明期の謎に触れてみませんか?

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