Synchrolife (シンクロライフ)とは
誰が運営しているのか
運営チーム
以下、香港法人「Synchrolife Limited.」の経営メンバーを紹介します。
ICOをこの香港法人で行ったみたいですね。
日本だと金融庁の締付けがきついので、香港法人は自然な流れかと。
CEO: KAMIYA TOMOCHIKA (神谷知愛)
法政大学在学中に起業し、その後の10年間で飲食・美容業界1400店舗以上のO2O (Online to Offline)マーケティングを手がけて来た実務家です。
2016年に2社目の「株式会社GINKAN」を設立し、Synchrolife (シンクロライフ) を設立しています。
CTO: HIROSHI MITA
Worcester Polytechnic Instituteという海外の学校で学ばれたようですね。
Linked-Inにはあまり情報が載っていませんでした。
Creative Director: SATO SHUN
The App Base. Incというウェブデザインの会社の社長でもあります。
1984年に長野で生まれ、中央工学校で建築を学んでいますが、東日本大震災で価値観が変わり、IT業界に転向しています。
Development Director: KAWAI YUKI(河合優輝)
立教大学を卒業していることくらいしか、Linked-Inには載っていませんでした。。
Brand and Marketing Lead: LAURA SYMBORSKI
アメリカのペンシルバニア州にあるGettysburg Collegeを卒業しています。
日立でインターンをしたり、ALT(英語の補助教員)として働いたり、なかなかアグレッシブなキャリアを経ています。
Planner: EUNJIN KIM
KIMさんもLinked-Inにはあまり情報が載っていなかったですが,韓国人ですね!
前職は,FANTALOGという会社でDirectorをやっていたようです。
Advisor: SATO TOMOAKI
投資家
- スマートフォンを中心としたモバイルサービス事業
- 仮想通貨取引所の運営やブロックチェーン関連サービスの開発等のフィナンシャルサービス事業
有名な仮想通貨取引所のコインチェックにも投資しています。
2005年から続く企業で、この界隈では古株なのですね。
パートナー

Synchrolife-パートナー企業:引用元はSynchrolifeホームページ
- ABDK : ブロックチェーンの開発企業
- Starbase : シンガポールに拠点を置く
- BLOCKCHAIN LABS NZ : ニュージーランドに拠点を置く、ブロックチェーンの開発企業。ICOなどのプラットフォーム構築なども手がける。
- PLUG AND PLAY JAPAN : 渋谷に拠点を置く、「大企業」×「スタートアップ」を狙うイノベーションプラットフォームを提供する企業。
- LATOKEN : ロシアに拠点を置く仮想通貨取引所
何のためにやるのか
SynchroLife のミッションは世界中の人々が自分の好みと合った良質な飲食店をより簡単に発見することを実現し、世界の消費活動を活性化させることです。また食の価値観を中心としたユーザー同士の新しい交流・コミュニティーを創出し人々の心をより豊かにすることです。引用元はSynchrolifeのホワイトペーパー
- 世界の消費活動を活性化させる
- 人々の心をより豊かにする
問題の解決
問題
問題1:飲食店情報が適切に維持管理されていない
- 位置情報が違う
- 閉店していた
- そもそも情報がない
問題2:飲食店情報のグローバルなプラットフォームがない
問題3:膨大な飲食店情報からの検索と意思決定が大変
しまいには、妥協してしまうことも。
問題4:信用できない口コミと評価基準がある
問題5: 飲食店側がうまく集客できていない
解決策

Synchrolife-問題と解決策jpg
解決策1: 分散型でグローバルな飲食店情報データベース
解決策2: トークンエコノミーの形成
解決策3: 人工知能によるパーソナルキュレーション
解決策4: 平均化を排除したパーソナルな評価軸
- 1〜5
- スペシャル
実際のリアルな世界で知り合いや友達から教えてもらうのと同様の感覚で良質な飲食店を探すことができます。
解決策5: 完全成果報酬型のトークンを活用したO2O集客
- 港区に住んでいるか興味がある
- 自分のお店に「行きたい」と思ってくれている
どこで展開しているか

Synchrolife-対応エリア
何を目指しているのか
- 全世界の飲食店にSynchroCoinのエコノミーを形成する
- その後、飲食店以外の店舗にも浸透したFintech事業を目指す
SynchroCoinトークンについて
入手する方法
入手する方法には、一つの筋が通っています。
それは、「Synchrolifeのエコノミーに貢献したかどうか」です。
具体的には,以下の行動をすることで,トークンを入手することができます。
飲食店のレビュー、格付け
これはもっともスタンダードな方法ではないでしょうか。
自分が書いたレビューの質が高ければ、トークンをもらいやすくなるとのことですが、「質が高いかどうか」は総合的に判断されるようです。
例えば、自分のレビューに対して「❤️」がたくさん付いたり、Bookmarkされたり、そういった評価が高ければ、「質が高い」と判断されるのだと思います(私見です)。
新規店舗情報の登録、編集、翻訳
店舗情報はまだまだ多くありません。
なので、ユーザーが自ら追加していく必要があります。
そうすることで、Synchrolifeのデータベースの価値も高まるので、SynchroCoinトークンをもらえるというわけです。
ホワイトペーパーの文章のレベルがアレなので読解が難しいですが(失礼!)、新規に店舗情報を登録した本人は、他人がその情報を編集した場合には、レビューする必要がありそうです。
Synchrolifeへの友達や店舗の紹介
Synchrolifeのように、参加者みんなで全体の質を上げていくエコノミーの場合、人数が多いほどデータの質が高まっていきます。
なので、ユーザーや飲食店を増やす活動(招待)をしたことに対して、SynchroCoinトークンが付与されるのですね。
加盟店舗の広告費の一部シェア
下の図の通りです。
加盟店舗はSynchrolifeのプラットフォーム(アプリ,Webページなど)で自社の広告を出すことも可能です。
その場合の広告費をSynchroCoinトークンで支払うのですが,その一部がユーザーに支払われます。
どのユーザーかって,広告を出した加盟店舗のレビュー等をしたユーザーですね。

Synchrolife-広告費の一部をトークンで受取
加盟店舗のサービス利用金額の一部バック
Synchrolifeのユーザーが,Synchrolifeの加盟店舗で食事をしたときに,インセンティブとして飲食代金の一部をSynchroCoinトークンで受け取ることができます。

Synchrolife-飲食代からインセンティブ
ポイント:ユーザーの信用度に応じてトークンの配布率が変わる
Mediumに面白い記事(公式)がありました。
ユーザーの信用度をどのように決めているかが掲載されています。
具体的には,以下の要因で決まってくるようです。
称号ランク
称号ランクと言われるものがあります。例えば、「初段」とか「将軍」とかです。
この称号ランクは、
- 経験値
- シンクロライフの継続度合い
によって決まってきます。
経験値については、レビューを書いたり、新規店舗を追加したり、Synchrolifeの価値を高める行動をすると、「経験値」が付与されます。
僕が最初の1つのレビューを書いたときは、176の経験値(Experience)をもらえました。
やればやるほど溜まっていきます。
つまり、「長く」「シンクロライフに貢献する行動を続ける」ことで、称号が上がっていきます。
注意しなければならないのは、称号には「降格」があり得るということです。
降格する基準は定かではありませんが、推察すると、以下のようなことをする降格するのではないでしょうか。
- 長期間、ログインすらしていない
- ログインしても何もしない
- テキトーなレビューやお店の誹謗中傷を書く
レビューのスコア
自分のレビューに対して、「❤️」がたくさん付いたり、Bookmarkが付いたりすると高くなるようです。
また、レビューを書いた人の「称号」や、以下の「信頼スコア」も影響するようです。
レビュー投稿後1週間での集計です。
信頼スコア
高いスコアのレビューを継続的に投稿すると、「信頼スコア」が高くなっていきます。
実際の社会においても、そうですよね。
ずーっと誠実な行動をして貢献し続けている人には、信頼が集まります。
使用する方法
飲食店のデジタルクーポンの購入
前述した通り、Synchrilifeに加盟している飲食店は、ユーザーに対してデジタルクーポンを送ることができます。
クーポンを購入するときに、ユーザーはSynchroCoinトークンを使うことができます。
しかも、SynchroCoinトークンで購入すれば、お得になるようです。
加盟店での飲食代金の決済
Synchrolifeに加盟している飲食店で食事をした場合には、その飲食代金をSynchroCoinbトークンで払うことができます。
加盟店の広告出稿
これは加盟店がSychroCoinトークンを使う場合です。
Synchrolifeが提供するアプリなどに加盟店が広告を出稿する際、その広告費をSynchroCoinトークンで払うことができます。
良質なレビューに対するチップ
投げ銭のようなシステムですね!
良質なレビューに対して、SynchroCoinトークンでチップを払うことができます。
ゲーム要素のあるエンブレム
日本人のコレクター魂を刺激しますね!
例えば、
- 「北海道・本州・四国・九州・沖縄」すべてに格付けチェックインすると獲得できるエンブレム
- ラーメン屋を○件格付けチェックインするともらえるエンブレム,など
かなりたくさんのエンブレムがあるようです。
RPGでアイテム(エンブレム)や経験値を集めて、レベル(称号)を上げて行くような世界観ですね。
ゲーム要素があって面白いと思います^^
僕が見かけたエンブレムを少しだけ載せておきますね!
面白いエンブレムがたくさんありそうなニオイがします。。
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Synchrolife-エンブレム(例)

おわりに


コメント
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